Hファミリーの家づくりのコンセプト(3)将来とのつながり
昨年、母の家づくりを手伝わせてもらいました。ですので今回のHファミリーの家づくりは連続して2件目の体験ということになります。ラッキーなのかどうなのかわかりませんが、「家は3回建てなければ・・・・」という格言があるように経験はとても大切で、母には非常に感謝ですm(_ _)m。でも・・・家づくりは体力がいるので大変ではあります。体を壊さないようにといつも母に心配されています。
母の家づくりの際に、家と家族との「将来のつながり」を考えることは非常に重要だと痛感しました w(゚o゚)w。家は住んでいる人の生活を守るための器であり、なによりも住人の安全を確保しなければいけません。しかし、母の旧宅で感じたことは、人間が老いて弱くなってくると、住人を守るべき家がその住人をいじめるようになるということでした。元気なうちは、寝て雨露がしのげればいいのですが、年老いていくと、小さな段差や温熱環境など、元気なときにはまったく気がつかないことが、とても大きな影響を及ぼしてきます。この経験がHファミリーの家づくりの原動力になりました。生涯賃貸でもいいやと考えていましたが、やはり自分達のファミリーを守ってくれる器はどうしても必要なのだと感じましした
家づくりに際して、変化していく生活を守るために家として何ができるかを考えることはとても重要で、そうゆう変化に対応できる家づくりをしたいと考えています。私たちの家づくりは40歳台ですので、これから先もある程度見えてきています。たぶん2度と家は建てることはできないですから、これからの将来を十分に考えながら、家づくりをしていきたいと思っています。そのためには、家をつくり込まずに、なるべく将来の可能性に対応できる融通性と柔軟性を持たせた家づくりを目指したいと考えています。
また、前のブログの図の中に「将来のつながり」で資産と書いてあります。老後において家と土地はお金としてのよりどころであり、十分な資産価値を持っていれば本当に心強いです。今満足するだけでなく、将来年老いても資産価値があるような家づくりを、「将来のつながり」として目指したいと思います。
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