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2009年5月 8日 (金)

土地の履歴

 購入した土地は古くからの市街地なので、良くあるトラブルに「地中廃棄物」の問題があります。高度成長期などにいい加減な土地造成が行われた結果、このような事例が後をたたないようです。以前の家屋を取り壊した残骸がそのまま土の中に埋められている場合や、巨木や井戸を潰すときに適切に抜根や撤去・埋め戻しをしなかった場合などがあるようです。長時間を経てから自分の土地の一部が異常に沈下したりして、初めてその存在に気づく場合もあり、非常に注意が必要です。これは土地購入前に知る由もないのですが、せめて土地の履歴だけでも知ることは重要だと考えました。

 私達が今回の土地探しで参照したのは、登記謄本と航空写真、それと近所の人たちからのヒヤリングです。登記謄本は古いものが記載されていないため、不動産屋さんに頼んで閉鎖謄本も取り寄せてもらいました。閉鎖謄本を調べれば、ほぼ昔からの履歴がわかります。近隣の人へのヒヤリングは不動産屋さんに頼みました。航空写真は1970年頃からのものが、国土交通省の国土計画局のホームページで公開されています。土地がどのような変遷をしていたかがかなりの高解像度でわかります。私達の購入した土地は航空写真によると1974-1986年ではほとんど変わっていないことがわかりました。昭和24年に建てられたの旧宅は解体されるまで、土地の造成はなかったものと考えられます。また、近隣の人からも、昔は麦畑であり、そこを更地にして建設されたと聞いており、地盤に関しても田んぼで無かったことがわかり一安心です。以上から高度成長期の造成が無かったので、地中埋設物の問題もかなり低いと判断しました。

追伸:
 土地は高額の買い物にしては、まったく品質保証がされていない売り物です。色々なことが気になるのですが、事前にそれを調べようとすると、売り方がへそを曲げてしまいます。なんとも厄介な買い物です(-ε-)!品確法があっても瑕疵などを隠して売りつけてしまえば、家が建たないというような相当ひどい事がない限り、後は知らないの世界です。 今後は地盤調査や、住宅に必要なユーティリティーなど品質をきちんと明示した売買が行われることを期待したいものです!。

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