公図を見よう!
登記簿が土地の履歴書ならば、公図は土地の顔写真です。公図はその土地の位置、方位、形、隣接地地番などを確認することができます。公図を見るには登記所に行って閲覧申請をして、登記所備え付けのコピー機でコピーしなければなりません。又、公図には、大きく分けて2種類の公図があります。17条地図とそれ以外の図面(俗に字切り図)とに分かれ、17条地図は測量をきちんとして作られている為、正確であり、字切り図は不正確です。しかし、字切り図でも、隣接地との関係や大方の形は信用できますので、やはり公図確認は、土地購入の際には不動産屋さんに頼んで絶対に手に入れましょう。
・17条地図の場合
登記簿に記載されている地番が公図上に確認できれば、登記簿内容と公図とは、一致していると考えてほとんどOKです。すなわち、登記簿面積で契約しても、後々大きな問題になることが少ないです。
・字切り図の場合
面積、形状が、登記簿と大きく異なっている場合がありますので、登記簿内容を鵜呑みにして、契約することは危険です。必ず、実測平面図、実測求積図、そして隣接地権者の境界同意確認を添付した契約書を取り交わすようにしたほうが良いかと思います。特に境界の問題は色々複雑ですので、できるだけ購入前に不動産屋さんに解決してもらって、その境界同意確認書を手に入れたいものです。
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