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2009年5月 2日 (土)

地盤調査報告書(2)

 土質は粘性土、石、礫で構成されており、粘性土の固さは中位のようです。その他、敷地の状況、道路状況、近隣の状況(フェンス、擁壁、ブロック塀の状況)などについても記載されていました。

 さて、肝心な地盤調査の結果ですが、家の隅4点を調査しました。

調査測点1: 地表下5.86mまで礫、石混じりの粘性土、その先は礫混じりの粘性土。N値2.3~10.5以上、支持力22.5~126.0kN/m2以上を中心とした地盤

調査測点2:地表下5.26mまで礫、石混じりの粘性土、その先は礫混じりの粘性土。N値3.0~10.5以上、支持力30~126.0kN/m2以上を中心とした地盤

調査測点3:地表下5.21mまで礫、石混じりの粘性土、その先は礫混じりの粘性土。N値2.3~10.5以上、支持力22.5~126.0kN/m2以上を中心とした地盤

調査測点4:地表下5.07mまで礫、石混じりの粘性土、その先は礫混じりの粘性土。N値3.0~10.5以上、支持力30~126.0kN/m2以上を中心とした地盤

 確かに測定しているときジャリジャリ音がしていましたので、礫や石が混じっていたのでしょう。一般住宅ではN値は3以上ほしい所ですが、測定2点では3以下な部分があります。しかし、大きな問題はなく、地盤も4点が殆ど同じ事から不同沈下お心配も少ないことがわかりました。

 以上の測定結果からの総合判定として、基礎の種類は「基礎構造は、長期許容支持力20kN/m2(2t) 標準基礎(鉄筋入りベタ基礎)を推奨いたします。」とのことです。すなわち、地盤改良なく通常のベタ基礎でOKだという判定です。地盤については購入前は調べられませんので、本当に安心しました!

 住宅は欠陥住宅など大きな問題になりますが、土地に関しては殆ど品質保証という概念がありません。安全値を満たさない土地も欠陥商品といえると思うのですが・・・・。日本は国土に対し有効宅地率が低く、土地行政はお客よりも、地主や不動産業者に有利な条件になっているように思います。個人住宅の宅地だけでも行政の見直し、少なくても地盤調査ぐらいは義務付けてもらいたいものです。

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