母の家(8)
母の家(8)
以前の母の家は17年前に建設された家なので、断熱は今から考えるとまったく不十分と言って過言ではありません。母と父の希望で壁は土壁であり、また、窓もシングルのアルミサッシなので、冬の生活は本当に厳しいものがありました。また、室内の生活が、石油ストーブの上にやかん、豆炭のコタツに、さらには室内で薪のお風呂ですから、厳寒期は水蒸気が結露し、それが凍るためドアや窓は開かないといった日々が多々ありました。本当に長野の冬は身に堪えます。母も高齢になり厳しさをひしひしと感じ始めていました。
母は寒がりでお炬燵をきんきんに暖めないと体から温まらないと言い、薪のお風呂が一番と気に入っていました。そんな生活を新築で維持するわけにもいかず、そうかといってどうしたらよいのかまったくわからない状態でした。
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