実施設計図(3)
実施設計図(2)の続きです。
7.屋根伏図:建物の上空から見下ろして、屋根の形状を表した図面です。屋根形状が複雑な場合や屋上を利用する場合に作成されますが、一般的な建物は作成されない場合が多いです。でも、私たち家の屋根は単純ですが実施設計図にはちゃんと書いてありました。
8.天井伏図:床面より1.2m程度の高さで、水平面を切断して床に寝そべって天井面を見上げた姿図です。天井の形状が分かります。
9.立面図:建物の外観を東西南北の各方角からみた図。外観デザイン、屋根勾配、開口部の位置など建物のプロポーションがわかります。
10.基礎詳細図:基礎の断面形状を表した構造詳細図。基礎の断面寸法・配筋のサイズ、ピッチなどを表した大変重要な図面です。十分チェックしましょう。
11.基礎伏図:基礎を真上から見た図。基礎の形状、アンカーボルトの位置、束の位置、床下換気口の位置などがわかります。斜線がありますがこれがコンクリートの打つ回数なのだそうです。 つづく
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