実施設計図の意味
設計図が多くあると何が良いかというと、作るときに「ごまかせない」ということに尽きます。家づくりは多くの業者が参加する共同作業です。オーケストラに例えると、実施設計図面は楽譜で、専門工事業者が色々な楽器奏者と考えると非常にわかりやすいと思います。そして、なによりも指揮者重要です。
Hファミリーの家づくりは普通の家づくりを目指しています。(多くの人からは特殊な家づくりと思われていますが・・・・・!)意匠が強く、技巧の優れた芸術的な家を目指してはいません。オーケストラで考えると、普通の演奏ができ、心地よく聞くことができればそれで十分なのです。その為には楽譜が必要であり、演奏者はなるべく忠実に楽譜を再現することが必要で、指揮者がその音楽を十分熟知していることが大切です。
その楽譜すなわち実施設計図がきちんと詳細が描かれ、その楽譜を再現するための指揮者が、私達の場合は建築家さんがまとめ役として働き、施工業者が設計書をよく読んできちんと施工してもらえれば、私達の目的は十分達成することができます。
そうゆう意味で家づくりにおいて実施設計図は本当に重要なものと私達は考えています。
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