塀の工事(3)
早川さんは過去に何度も境界の人的トラブルを経験しているようで、とても慎重に工事を進めています。コンクリートを打った後にはやり直しが効かないので、事前の隣との打ち合わせが大切です。早川さんは私に確認をした後は、必ず隣の家の方にも同じことを再度直接確認をしています。
土留コンクリートと塀が共有でない場合は特に注意が必要です。コンクリートは境界ぎりぎりに建てたいのですが、地上ではどうしてもコンクリートなどが地下で境界を跨いでしまいます。また、工事も隣地から行う必要があり、隣の方の許可をきちんと取らないと大変なことになります。「塀を作るからね」というあいさつ程度ではなく、工事日程や内容、境界の確認など確実に行う必要があります。そのくらい慎重でないと塀の工事はできないのです。
共有の場合はそうゆう問題はないのですが、その後に塀を撤去したり改修したりとする場合、お隣さんとの合意を必ず得ることが必要となります。この点が難しくなるのでどのようにするかは各人の判断による所が大きいです。
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