基礎工事(3)
根切りが終わると砕石工事になります。砕石は10cm敷き込みました。その後、基礎が沈まないよう十分にランマーで転圧を行い、住宅基礎に必要な地耐力を出します。田村さんの設計ではランマーで3回以上圧転することになっています。ランマーとは砕石を叩きながら隙間を埋め、締め固める機械です。道路工事などで良く使われていますので見たことがあるかと思います。ランマーは非常に力が強く良く締め固まりますが、表面の地盤がぬかるんでいたり、柔らかい土など、表面の地盤が弱い場所で使用すると、砕石と土が混ざり合い、表面の地盤がぬかるんでしまいます。地震のときの液状化現象と同じです。
基礎に使う砕石は40-0というのもで、0~40ミリほどの大きさで山から取れる岩盤を崩した石が一般的に使われるようです。(割栗石という40~100ミリ程の大きさなものが使っている場合もあります。)再生砕石というコンクリートを砕いたものもありますが、品質が良いものかどうかがチェックが難しいかもしれません。
ランマー
今年1年ブログにお付き合い下さりありがとうございました。ブログの更新が遅れていますが、実際の工事は24日に基礎コンクリートを打設、現在はコンクリート養生中です。軒天、外壁の羽目板の塗装もようやく完了しました。徐々に工事も本格的になり、来年は完成に向けてブログも充実したいと思います。今後ともお付き合いをよろしくお願いいたします。
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