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2010年2月16日 (火)

外土間コンクリートの石埋め(1)

 布基礎の型枠もはずれ、建て方前の最後のコンクリート工事は中庭と駐輪場の土間コンクリート打ちを残すのみとなりました。玄関ポーチと駐輪場の土間には妻からの提案で一二三石風に石を埋め込むことにしました。

 一二三石とは京都の比叡山の麓にのこる修学院離宮の茶室・隣雲亭の深い軒下のたたきの部分に埋め込まれた石のことを呼びます。漆喰に小石を一粒、二粒、三粒と埋め込んだもので、黒色は加茂川、赤色は鞍馬山から集めてきたともいわれています。

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「修学院離宮の一二三石」

 一二三石の解釈は、天台宗にいう『一心三観』の法門から来たもので「一二三石とは空観(くうがん)、仮観(けがん)、中観(ちゅうがん)で、この三つが一つの白い漆喰でつらなり一心の漆喰は、三観という三つのものの真の見方となり、広範な景色は、その実相をあらわしてくる」だそうです。一体何を言っているのか凡人にはわかりませんが、何か非常にありがたい説法のような気がします。(http://www5c.biglobe.ne.jp/~nobuyuki/syuugakuin.html)

 そんなわけで、意味はわかりませんが、なんとなく趣がありそうなので採用してみました。石は京都から持ってくるわけにいかないので、何が良いのか検討した結果、那智石を使うことにしました。那智石は囲碁に使われる石なのでかなり丈夫だと思います。

参考:修学院離宮 http://sankan.kunaicho.go.jp/guide/shugakuin.html

 修学院離宮は、桂離宮と並んで宮廷文化・公家文化を代表する名園だそうです。この二つの離宮は対照的に相反する内容を持っており、例えば桂離宮が平面的・閉鎖的・東洋的とするならば、修学院離宮は立体的(又は重層的)・開放的・西洋的なのだそうです。桂の精緻な箱庭的な構成に対して修学院の雄大でスケールの大きな構成はテーマパークを彷彿させるようです。(余談:桂離宮はブルーノタウトという非常に有名なドイツ建築家により日本に紹介され、その良さが日本人に認識されたとされています。そのブルーノタウトは高崎の少林寺達磨寺「洗心亭」に、井上房一郎(今は無き井上工業)の招きにより約2年間過ごしています。)

 修学院離宮は、江戸初期の17世紀中頃に完成した後水尾上皇の別荘です。後水尾上皇は徳川幕府の度重なる理不尽な干渉工作に嫌気が差し、1629年(寛永6年)に34歳でとっとと退位し、楽隠居を決め込んで趣味の茶・書・花・詩といった文化芸術面に没頭した人だそうです。この上皇は大変な芸術家で、今に残る京都の雅な文化遺構の大半はこの上皇が係わっており、この修学院離宮を始めとして仙洞御所・円通寺・伏見稲荷御茶屋・水無瀬神宮燈心亭と、京都でも屈指の庭園や建造物の設営を手がけたといわれています。

今度京都に訪れたら見学してみたい場所の一つです!

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