アスファルトルーフィング
建て方工事はルーフィング工事まで進むと安心です。田村さんの家づくりでは建て方でルーフィング工事まで行なってしまいます。一般的には屋根工事の際にルーフィング工事を行なうのですが、田村さんの設計の場合、屋根工事の際にもルーフィングを敷き込むため二重のルーフィングとなります。そのため、建て方が終わると雨の心配が無くなり、安心して屋根工事に移ることができます。また、ルーフィングを二重にすることで雨漏りの心配も激減することになります。
上の白い部分が木工時でのルーフィング、下の現在打ち付けているのが屋根工事でのルーフィングになります。二重のルーフィングでかつ縦方向にもずらしながら張り込んでいるため非常に防水性能が上がります。
アスファルトルーフィングとは、アスファルトを使用した防水シートのこと。厚手の紙やフェルトなどにアスファルトをしみ込ませ、さらに覆うようにアスファルトを塗って、粘着防止のために粉末にした雲母や粘土などを塗布してシート状にした製品のことをいいます。アスファルトルーフィングは水分を通さないので、屋根や壁の防湿層に使われています。その中でも、Hファミリーが使っているのは”カッパ21”というカッパのマークが可愛らしいこの製品!これは「ゴムアス」と呼ばれ、一般のアスファルトルーフィングよりも柔軟性に富み、ゴム改質アスファルトの効果によって釘穴をしっかりシールして雨水の浸入を防いでくれます。屋根工事でのゴムアスは三星のPカラーEXという製品を使っています。
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