松本棟梁 再度登場
ようやく他の現場が終わった松本さんが3月下旬よりHファミリーの家に戻ってきました。これから家づくりも本番となります。まずは間柱入れから工事は再開しました。
間柱とは、通し柱などの柱と柱の間にある小さな柱のことで、、下地をつくるための構造材です。間柱はプラスターボードなど下地材を取り付けて内装を仕上げるためなので、通し柱や管柱のように構造を支えるものではありません。そのため、一般的には30mm程度の厚さですが、田村さんの仕様では45mmとかなり太くなります。田村さんの家づくりは構造を面材で固めないので、やはり太い方が安心です。また、断熱材を胴縁で固定する際に、ビス打ちをするのですが、外側から間柱が見えない位置からビスを打つため、細いと間柱ですと、的を外して打ってしまいます。ハウスメーカーのようにビスの打つ位置までボードに記入されていればいいのですが、一般の工務店などではそのようになっていないため、かなりのビスが間柱からはずれて打たれている現場がかなり多くありました。外断熱でビスがはずれると、外から冷やされたビスが部屋の内部に露出しているため、熱架橋となり、ビスの外した部分に結露が発生してしまいます。ですので、きちんと間柱に打ってもらわないと困ることとなります。間柱45mmあればかなり安心して大工さんも作業が出来ます。
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