土台にカビ発生
工事がかなり進んできましたので、再び現場からのブログに戻ります。
建て方と屋根の板金が終了(2月中旬)後、しばらく大工さんの都合で現場はお休みとなりました。その間冬とは思えないくらいの、雨、雪、雨・・・と、梅雨時期に勝るほどの湿度の高い日々が続きました。一般に冬の時期は乾燥しているので、建て方後放置することは木材乾燥させるには有利と言われますが、今年は例外で期待を裏切る結果となりました。
しばらくぶりに現場に行くとヒノキの土台に黒かびか所々発生していました。雨が多かったのと、水捌けが悪い立地条件、隣の家と近接していることなどが考えられ、早急にブルーシートを買い込み雨が入らないように養生しました。(セキチューの300円の3.6×5.4mのブルーシートは薄いですがとても便利です。その後も塗装などで使い、安いので使い捨てとしてかなり役立っています。今も色々なところで活躍しています。)
木材のカビは施主としてはかなり気になります。ヒノキはカビないとよく言われますが、そんなことはないようです。確かに杉よりは油分が多いので水に対する耐性はあると思いますが、やはり木は木です。カビない事はありません。そこで、表面をアルコールで消毒した後、サンダーで表面を削り取りました。アルコールは無水のものより、消毒用の80%程度が良いようです。無水は高いですし、すぐ蒸発するため殺菌しないうちに蒸発してしまうようです。1日かけてようやく綺麗な表面に戻りました。
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