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2010年9月

2010年9月30日 (木)

ロフト工事

 ロフト床工事からロフト天井工事に進みます。ロフトは根太を入れ杉縁甲板の表面を下に向けて張ります。根太と天井兼床板は表しになり、1階床からそのまま見えます。松本さんがきちんと選んで杉の節が一階からなるべく見えないようにしてくれました。このような手間には本当に感謝ですm(__)m!

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ロフトの天井高さは居室として使用しないように1.4m以下としています。ロフトができると、がぜん子供達は興味が湧いてきたようです。設計段階で田村さんに子供にはなるべく窓から自然に繋がる風景が見れるようにお願いしていました。ロフトに上がってみると窓からは、遠方に何とか周囲の山の緑が見え、また、近くには大きな銀杏の木が良く見えました。四季の移ろいを子供達が感じてくれれば嬉しいです。

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2010年9月29日 (水)

無垢床材の種類

 無垢床材は木の種類だけでなく、作成の方法でもいくつかの種類があります。一般的に無垢と言うと一本の木材を加工(切る・削る)してできたものだ考えますが、建材的に無垢フローリングといえば厚み(大体の商品が15ミリ~20数ミリ)が単層(数枚を合わせて接着形成していない)のフローリングのことをさします。なので厚み以外の長さ方向や巾方向に同じ樹種の材を接着して一定の長さ・巾にした商品も無垢のフローリングとして流通・販売されています。
 一般的な種類としては乱尺・UNI(ユニ)・FJL(エフジェイエル)・一枚物(1P、OPC)などがあります。乱尺と一枚物はいわば本物の無垢フローリングで厚み・長さ・巾とも集成していない物をいい、乱尺は長さが一枚ごと違うもの、一枚物は同じ長さにそろっているものをさします。乱尺は数枚で長さ1820ミリ(たまに他の長さの物も)になるように揃えて梱包される場合がほとんどです。一枚物も大体の商品の長さは1820mmです。ちなみにOPCはワンピースの略。

 UNI(ユニ)は厚み・巾方向は集成されていない物で長さ方向を数枚(4~6枚程度)を集成して同じ長さ(ほとんど1820ミリ)にした商品です。無垢フローリングとしてはスタンダードな商品になっています。流通量も一番多いのではと・・。乱尺より施工がしやすく、施工後の見た目も乱尺のように見え、長さが取れない材も有効に使え、したがってコストパフォーマンスのいい商品になります。ちなみにUNI(ユニ)はユニット(組み合わせ・一体化するの英訳)の略みたいです。

 FJL(エフジェイエル)は長さ・巾方向に集成して製品にしてある商品です。巾方向の集成枚数で例えば4枚継のタイプ=4P(4ピース)と呼びます。・・FJL4Pと表記。UNIより材料を有効に使えるためよりコストパフォーマンスに優れ、巾は150ミリの物が多く他の種類より施工性に優れます。デザイン的には一枚の巾がせまくなるため好みが分かれるかも。FJLはフィンガージョイントランバー(ラミネーション?)の略らしく本来は材の接合方法名称です。UNIの接合もフィンガージョイントなんですが・・

UNI・FJL・1Pの商品写真(ケンパス材)が↓です。
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分かりやすく点線で接合部分を書き込むと・・・
Type2

こんな感じです。

 また、幅にもタイプがあります。無垢フローリングの場合75mm巾か90mm巾が標準的でそれ以上の巾を幅広と呼んでいます。幅広の方がもちろん大きな材でしか取れないため希少です。単価も高くなる場合が多いですが、高くてもそれだけの価値はあります。樹種の選定と共にタイプ(種類)の選定も無垢フローリング選択の重要なファクターになります.。

 Hファミリーはカバ桜のUNIで、厚さ15mm、幅90mm、長さ1820mmの非常にノーマルなものを選びました。

(参考:http://kinoyuka.seesaa.net/category/6004603-1.html)

2010年9月28日 (火)

カバ桜の床張り(3)

 広葉樹の中でカバ桜にしたのは、コストパフォーマンスが一番良かったからです。それと明るくすっきりしていることも大きな理由の一つになっています。カバ桜はサクラと呼ばれていますが、サクラではなくカバです。又の名をバーチと言います。すなわち白樺の親戚です。本当のサクラ材は非常に高く、真桜、本桜と表現しなければならないほど一般的には手に入りません。
 輸入されているカバ桜の床材は、中国東北部の同属種の白カバに当たるもので、Hファミリーのものも中国東北産のものでした。厚さ15mmで定尺のものを用いました。

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 乱尺(長さがバラバラのもの)のものを採用するともっと安くなるようですが、乱尺だと大工さんの手間が掛かるようです。

 床板が張りあがった室内は養生シートとボードが敷き込まれました。養生シートはプラダンというものが使われています。プラダンとはプラスチックダンボールの略で、ネットで調べると色々な用途があるようです。私たちもプラダンで色々な箱を作って見ようかなと考えています。

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2010年9月27日 (月)

カバ桜の床張り(2)

 最近では田村さんは桧を多用しているように思います。桧は杉よりも硬いですが、やわらかく裸足で歩くと本当に気持ち良いです。田村さんは節のないものを使用するので見た目もとてもすっきりしています。カバ桜は広葉樹ですから硬く、傷が付き難いです。そして色が白っぽいので、他の広葉樹よりはやわらかい印象があります。

 最終的にはHファミリーでは硬い広葉樹のカバ桜を選びました。これはパネル床暖房を入れるのが大きな理由です。床を暖めるので無垢材特有のねじれや反り、収縮が問題になります。やはり硬い広葉樹の方がその心配が少ないと判断しました。

 床暖房用の無垢材は広葉樹で(桧もありますが)、樹脂を注入したり、木の油脂分を抜いたり、乾燥させるときに燻煙乾燥や裏面に防湿処理をするなどして二次加工しています。通常の無垢床材は含水率(木に含まれている水分の割合)は10%以下ですが、床暖房用の無垢床材は含水率を5%以下にするのが望ましいと言われています。しかし、床暖房用のものは高くて手が出ません。どのような加工を施しても、無垢材というものは生きているので、必ず多少は暴れるものです。今回は暴れるのを覚悟で床暖房用でないカバ桜を選択しました。田村さんも無垢は暴れますからと前もって念を押されています。

2010年9月24日 (金)

カバ桜の床張り(1)

 床材の種類を何にするかは本当に悩みます。田村さんに頼むと合板フローリングはありえませんので、自然に無垢材ということになります。今までの田村さんで家を建てている人の床材の種類で整理してみると(たぶん間違っていないと思いますが・・・!)

カバ桜:箱階段の家、広縁の家、片流れ屋根の家、土間の家?、庭の家、Hファミリー
桧: 星見邸、長い家、さくらの家、外ごはんの家、柴犬なつちゃんの家(1F)
ナラ:アトリエの家
杉:柴犬なつちゃんの家(2F)

 一般に無垢床材に使用される樹種は、針葉樹のやわらかい木と広葉樹の硬い木とに分けられます。針葉樹には、杉、ひのき、パインなどが、広葉樹系には、ナラ(オーク)、メイプル、チーク、ウォルナット、チェリー、クリ、カリンなどがあります。針葉樹は、傷がつきやすい反面、肌ざわりや歩行感がよく、年月がたつと年輪が浮き出てきて味わい深くなり、より素朴でナチュラルな表情になります。傷がついてもアイロンなどで修復しやすく、油やけで美しい色に変わるので、あまり気になりません。
 一方広葉樹の硬い木は、傷がつきにくくて木目もきれいで、反りや縮みも比較的少ないため、床暖房対応のフローリングにも使われます。少し冷たく、堅い感じがしますが、それが特徴となります。

2010年9月22日 (水)

床の合板貼り(2)

 パネル上に合板を張ると温水配管位置がわからなくなるので、耐水合板が張るのと同時に松本さんと田村さんで床暖房のパネルの位置をその合板の上に書き込みました。これが面倒な作業ですが、これをしないと後の作り付け家具の造作などで床暖房のパイプに釘やビスを打ってしまう可能性があります。かなり慎重に作業をしていました。

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墨出ししながらの合板の張り付け

 それと同時に、床板割付、床仕上げが無垢板とタイルに分かれているため張り分け部分の位置、木製の床下点検口位置などを検討していました。また、床を張りながら障子の敷居溝を作るので、鴨居溝と納まりなども詳細に検討していました。注文住宅は本当に色々なことがオーダーメードなので手間が掛かります。

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田村さんと松本さんで鴨居の位置の相談をしています。

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床暖房パネルの入らない収納下などは高さを合わせるためにダミー合板を貼っていきます。

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床材がカバ桜とタイルとなり厚さが違います。そのため、合板も厚さを変えて施工されています。本当に細かい仕事をお願いしてしまいました(反省)。

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合板貼り完成です!

2010年9月21日 (火)

床の合板貼り(1)

 ガルスパン施工中は内部では床の工事が進んでいました。まずはタイル床にする部分にその下地として合板を貼りました。タイル床の場合は合板も耐水合板となります。また、温水パネルを敷きこまない部分にはダミーの合板も張られていました。床の構造は本当に複雑になってしまいました。松本さんいつも面倒な工事ですいません(*^-^)!

 耐水合板は耐水性能によりJASによって、耐水性の高いものから「特類」・「1類」・「2類」・「3類」の四段階に分類されています。特類は、屋外または常時湿潤状態の場所(環境)で使用可能な合板で、主にフェノール樹脂の接着剤が使われています。1類は、断続的に湿潤状態となる場所(環境)において使用可能な合板で、主にメラミン・ユリア共縮合樹脂接着剤が使われています。2類は、時々湿潤状態となる場所(環境)において使用可能な合板です。3類は、極めて希に湿潤状態となる場所(環境)において使用可能な合板です。尚、耐水性の表示は使用される合板に、「JASマーク」として印刷表示されています。

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これは耐水合板(特類)です。

2010年9月20日 (月)

ガルスパン外壁工事(4)

 外壁のガルスパン工事終了です。

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 外壁ができると本当に家らしくなってきました。松田さんには小さな傷跡のタッチアップをしていただき、ガンメタリックのタッチアップ塗料を頂き、タッチアップの方法も教えていただきました。短い間でしたが丁寧な施工ありがとうございました。(後日、もう一度きてもらうことになったのですが!それはまた後で!)

2010年9月17日 (金)

ガルスパン外壁工事(3)

 ガルスパンの施工方法は、通気胴縁に耳部分を釘打ちしていき、釘打ち部分は、重ね合わせていきます。そのため釘打部は表へは一切出ません。外壁の施工は、一枚一枚、測って切って貼り合わせていきます。

 窓周りは、しっかりと板金でコの字に差込み受けを造り、万が一、サッシ周りから雨が入っても、抜けていく構造になっています。

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 ガルスパンは一枚の長さが3m、4m、6mのサイズがあります。6mは現場に搬入するのが一苦労なので、殆ど使わないようです。(片流れ屋根の家では非常に長い屋根材を使用していました。これは、家の敷地の隣が大きな駐車場があったのでできた方法です。通常は長い部材を搬入することは困難を伴います。)

 北側の一番高い外壁は、5m程度ありますから、4mのガルスパンを接いで張ることとなります。ただし、そのまま継ぎ合わせると水が入るので、水切りの役物を使用します。この継ぎ部分も田村さんと鈴木さんが話し合い、目立たないように継ぎの部分も検討していました。若干設計図とは違うように接いだようです。

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使用したガルスパンはガンメタで4mものです。

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トイレの部分は下の部分で接ぎました。

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北側部分のほとんどは上の部分で接ぎました。

2010年9月16日 (木)

ガルスパン外壁工事(2)

 まずは役物の取付です。窓周りの両サイドと下側はコーナー(見切り)役物で処理します。

軒天にも見切りの役物を使用しています。ガルバリウム外壁の出隅や入隅にも役物を使います。

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軒天、入隅、出隅の役物です。

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軒天の部分に役物が取り付けられています。

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窓周りの役物です。

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窓の周りは結構複雑です。

 

2010年9月15日 (水)

ガルスパン外壁工事(1)

 ガルスパンは基本的に現場で施行します。カットし雨に塗れれば錆びますので、切断面の小口が現れないよう役物が使用されます。この役物を多用することが窯業系サイディングとの大きな違いです。ガルバリウムなどの金属の外壁工事の場合は、四隅はもちろん、軒天との取り合い、窓周りなど、ほかの部材との取り合いは、役物と言う部材で取り囲んでから施工することが多いのです。他の部材との取り合いをすべてコーキング施工する窯業系サイディングとは大きな異なります。コーキングで収めるほうが容易ですが、なるべく役物を使って切り口を雨にさらさないことが大切です。また、コーキングはさほど耐久性がありませんので、後々雨漏りの原因にもなると思います。ガルスパンは穴やサビについて10年保証がありますが、切り口についての保証はありません。(錆びるのは切り口ですからこの保証はまったく役に立ちません。)

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これがガルスパンです。見えているのは断面で断熱材が裏付けされています。


2010年9月14日 (火)

サウスポー松田さん登場(3)

 板金工事の松田さんは、屋根板金工事の石坂さんと違って職人さんというよりは工事現場の監督さんというような感じでした。そして、非常に丁寧で几帳面に仕事を行なってくださいました。いつも細部にわたって注意を払い、ゴミ一つも残さないで外壁工事を行なわれました。

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サウスポーの松田さんです。ガルスパンを切断中です。

 板金工事では切り子や切り屑の処理がとても重要です。これらが板金に付着すると「もらいサビ」の原因となります。「もらいサビ」とは、異種金属に触れることで発生する電位差によって、表面の膜(不動態)が破壊されて錆が進行することを言います。板金の鉄の粉がガルバの表面に付くと、溶融亜鉛ーアルミ合金の皮膜を破壊して内部の鉄を腐食させてしまう現象です。良く釘をステンレスの上に放置するとステンレスがさびることがあります。あれも「もらいサビ」です。

 松田さんの作業は切り子の処理もきちんとしており、工事後にはまったく「もらいサビ」は発生しませんでした。(屋根工事では少しもらいサビが発生しました。その旨をスズキ建材さんに伝えたところ、早急にタッチアップをしていただきました。)

2010年9月13日 (月)

サウスポー松田さん登場(2)

 ガルスパンははめ込み式のサイディングなので、継ぎ部分が凹凸になっています。したがって、それを施工するとき右側にはめ込んで行くのか、左側にはめ込むのかで、方向性が出てきます。この方向により継ぎ部の見え方が違います。凹のかぶせる方向から見ると写真のように継ぎ目がわかりません。しかし、逆から見ると継ぎ目が良くわかります。したがって、家の外から見える方向により、継ぎ目が見えないように施工方向が決まることになります。Hファミリーでは東側の外壁が外部から見えやすいので、右側からガルスパンを張っていったほうが見栄えがよくなります。右側から張る場合はガルスパンを留めるビスを左方向から打ち込まなければならないため、インパクターを左手で持つことができるサウスポーの人が良いことになります。そのため松田さんが指名されました。(本当にそれだけかどうかは???)

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こちらから見ると継ぎ目がわかりません!

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逆から見ると継ぎ目がわかります。

 なにかとても複雑な説明になってしまいましたが、要するに「まちの家」の場合には家の前から見た場合にガルスパンの継ぎ目がわからないように施工できるのは左利きが良いと言うことです。施工ではそんなことまで考えるのかと本当にビックリしました。私はガルバが貼れればそれで良いと思っていたのですが・・・・・家づくりとは本当に奥深い!

2010年9月10日 (金)

サウスポー松田さん登場(1)

 

 外壁板金工事は屋根工事の石坂さんでなく、松田さんが行ないました。板金屋の職人さんは屋根専門と外壁専門に分かれる傾向があるそうです。これは意識しているのではなく、現在の家づくりは工期が短いので、どうしても屋根工事と外壁工事が並行して進むことが多く、そのためにどうしても2つに分かれてしまうようです。ただ、スズキ建材興業の社長さんにお聞きしたところ、屋根工事と外壁工事では人により向き不向きもあるようです。

 外壁工事の松田さんですが、サウスポー、すなわち左利きです。スポーツではないのでそんなことは関係ないように思いますが実は外壁工事では重要なことなのだそうです。スズキ建材興業の社長さんから「まちの家」ではサウスポーが良いとの判断で、松田さんにお願いしたと説明がありました。なぜ左利きが良いかというと!(つづく)

2010年9月 9日 (木)

ガルスパン(3)

 色は色々迷ったのですが、ガンメタリック(銀黒?)にしました。候補としては最後までシャンパンメタリックが残っていたのですが、雨だれしたときにガンメタのほうが目立たないだろうと思い最終的に選択しました。自己満足ですが施工後のガンメタは非常に落ち着いた色であり、 曇の日は、黒っぽく見えて、晴の日は、シルバーぽく見えます。 また見る角度で、色が違って見えるので、とても面白いと思います。夫婦共々大変気に入っています。

 Hファミリーの裏と横の外壁はほとんどガルスパンとなります。正面からはまったくガルスパンが見えないので和風和風しているのですが、横から見るとモダンというよりは工場ぽっくなります。ガルバは確かにシャープな印象を受けますが、今はガルバの家も多くそれだけだとなんとなく味気なく感じます。ですがガルバニウムは比較的安価なサイディングですが、はめ込み式のため目地がなく、耐久性が高いと思います。現状では非常に良い外壁材と判断し、軒があまりでていない裏面と横面は、雨がかかるためガルバニウムで決まりです!

2010年9月 8日 (水)

ガルスパン(2)

 鋼板はトタンからガルファンへガルフアンからガルバリウム鋼板へと時代により変化してきました。トタンは溶融亜鉛めっき鋼板です。ガルファンは溶融亜鉛-5%アルミニウム合金めっき鋼板、ガルバリウムは溶融亜鉛-55%アルミニウム合金めっき鋼板です。当然アルミの多いガルバリウムのほうが耐腐食性は優れますが、一方で曲げ強度などはガルファンが優れているようです。どちらにしてもトタンの時代よりは数倍耐久性は上がっているようなので、安心して外壁として使うことができます。

 金属外壁の安っぽさと工場のようなイメージですが、これは設計士のデザイン能力でいくらでもクリアーできる要素です。「片流れ屋根の家」はガルバリウムを多用していますが、非常にモダンな印象となっています。Hファミリーの家は、田村さん曰く「のこぎり屋根工場のイメージを取り込んでいる」ようなので、工場のような質感は必要不可欠であり、ガルバリウムは格好の材料となりました。特別工夫しなくても工場のようなイメージでいいのです!(でも野暮ったくなるのでデザインは大事です。)

2010年9月 7日 (火)

ガルスパン(1)


 外の工事はガルバニウム鋼板の外壁工事に進んでいます。ガルバニウムサイディングにはアイジー工業のガルスパン25を採用しました。ガルバリウム鋼板の裏に断熱材(ポリイソシアヌレートフォーム:自己消火性のために防火地域にも使用可能)を貼ったもので、各メーカーから出されていますが、ガルスパンがシェア1位だそうです。

 金属の外壁はとかく安っぽく見え、工場のようなイメージがあるため、やはり両親や親戚などからは敬遠される傾向にあります。トタン時代の古いイメージがあるため、屋根材と同様にどうしても敬遠されがちです。ただし、屋根材は瓦という王道がありますが、外壁はこれと言って決め手がありません。モルタルはひびの問題がありますし、木は耐久性で問題があります。窯業系サイディングは目地の劣化や表面が傷むと非常にみすぼらしい印象があります。両親や親戚からの助言でも外壁となるとどれが良いとは断言できないのが現状です。

2010年9月 6日 (月)

天井の断熱材(3)

 Hファミリーの家は基本的には外断熱ですが、天井断熱は内断熱になると思います。私はこの方法は非常に理にかなっていると思います。断熱材を厚く施工できますし、壁の外断熱との取り合いが比較的簡単なような気がしています。

 田村さんにそのことを聞いて見ましたが、屋根断熱の方法もどちらも一長一短で決められないそうです。屋根を外断熱にすると一番の問題は、屋根を完成するまでに時間が掛かるために躯体が雨に濡れることだそうです。また、室内に垂木を見せるような施工はできません。確かにHファミリーでも野地板にルーフィングがかけられるまで上棟から一週間程度で非常に早かったと思います。

 大工の松本さんに聞いたところ、この屋根の断熱材が施工されると部屋の中は一気に涼しくなるそうです。家づくりは夏が大変なのですがすごく助かると話していました。(しかし、今年の夏は想像を上回る暑さで、断熱材だけではどうにもなりませんでした!)。

2010年9月 3日 (金)

天井の断熱材(2)

 今のガラスウールはビニールにパックされて、耳が付いているためそれを垂木にステップルで留めるだけで施工できます。私が遠い昔、叔父さんの大工仕事を手伝ったときはガラスウールがむき出しでした。アルバイトということもあり、この断熱材を壁の中に納めるのが私の仕事であり、繊維状のグラスウールが肌に刺さって非常にかゆかった思い出があります。この繊維は衣類の中まで侵入して風呂に入るまでは取れませんでした。たぶん体にも悪かったと思います。

 そうゆう事でガラスウールも昔と比べて非常に取り扱いが楽になったことを嬉しく思います。外断熱の人から言わせるとグラスウールは悪者のように言われますが、垂木や間柱の間にすっぽり納めることが可能で、非常に優秀な断熱材だと思います。

 熱伝導率(熱の伝わりやすさ)で比べてみると、通常住宅で用いられるグラスウール16Kは0.045 W/m・K)、高性能グラスウール16Kの場合:0.038W/(m・K)、ネオマフォームイが0.02W/(m・K)となります。なのでグラスウールの16KHGは16Kの1.18倍、ネオマフォームは2.25倍の断熱性能があります。したがって

 100mmの16KHG+45mmのネオマフォーム = 219mmの16Kグラスウール相当

となります。16Kグラスウールで200mm以上でⅡ地域で次世代基準なので、これで屋根の断熱は十分ということがわかります。

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ピンクのものが高性能グラスウール16KHG

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天井の断熱材 垂木の間がグラスウール、その下にネオマフォームがあります。どちらもピンクのピンク断熱です!


2010年9月 2日 (木)

天井の断熱材(1)

 床暖房工事頃から大工さんは天井の断熱材の取付をはじめていました。Hファミリーのの天井の仕様は、上から

ガルバニウム鋼板+2重アスファルトルーフィング+野地板+通気層+タイベックシルバー+垂木+垂木間に厚さ100ミリの高性能グラスウール+垂木下に45mmネオマフォーム+石膏ボード+珪藻土塗り

となっています。グラスウールとネオマフォームを合せると、次世代省エネルギー基準より上回った断熱性能となっています。高性能グラスウールには16KHGというものを使用しており、高性能グラスウール密度16KHGは、一般グラスウールの密度24Kと同等の断熱性能です。グラスウールは重さによって性能が違い、重さが重たいほど断熱性能は高くなります。繊維を細くして、密度を高くすると、中の空気が動きにくくなるためです。重さは、1m角当たりの重さで表され、10kgを10K、16kgを16Kと呼びます。実際に触った感じでは、10kgのグラスウールはぺらぺらです。24kgや、32kgとなるとかなりしっかりしていて、断熱材を立てることができます。

2010年9月 1日 (水)

床暖パネル設置(7)

 温水床暖房は単に温水をボイラーからポリエチレン管に通すだけなのですが、結構色々なことをしっかり考えないといけません。施工業者を決める前にサンクリエイトさんへ出向き色々説明を受けました。先に書きましたようにパネルの種類から、配管経路、配管長さ、ボイラーの容量、ポンプの駆動力(圧力損失)、不凍液のタンクに大きさなど色々なことを教えてもらいました。そして、床暖房の奥深さを感じました。

 今回の分離発注では床暖房については他に2社見積に参加して貰いました。サンクリエイトさん以外は自分が見つけてきた会社です。どちらもすばらしかったのですが、田村さんが推したサンクリエイトさんは、非常に経験が豊富なことが伺えました。また、会社には浅間山の写真が飾られており、私の出身の佐久市から眺めた風景だったのでびっくり!実は社長さんの三浦さんの奥さんは私と同郷であることなどはじめて伺い、何か縁を感じました。

 話をさせていただきサンクリエイトさんで施工することに自信が持てました。今回の床暖房は他の2社さんには大変申し訳なかったのですが、サンクリエイトさんにお願いすることに決めました。この経験豊富なことが後のトラブルで本当に良くわかりました。これは後ほどブログします。

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