カバ桜の床張り(3)
広葉樹の中でカバ桜にしたのは、コストパフォーマンスが一番良かったからです。それと明るくすっきりしていることも大きな理由の一つになっています。カバ桜はサクラと呼ばれていますが、サクラではなくカバです。又の名をバーチと言います。すなわち白樺の親戚です。本当のサクラ材は非常に高く、真桜、本桜と表現しなければならないほど一般的には手に入りません。
輸入されているカバ桜の床材は、中国東北部の同属種の白カバに当たるもので、Hファミリーのものも中国東北産のものでした。厚さ15mmで定尺のものを用いました。
乱尺(長さがバラバラのもの)のものを採用するともっと安くなるようですが、乱尺だと大工さんの手間が掛かるようです。
床板が張りあがった室内は養生シートとボードが敷き込まれました。養生シートはプラダンというものが使われています。プラダンとはプラスチックダンボールの略で、ネットで調べると色々な用途があるようです。私たちもプラダンで色々な箱を作って見ようかなと考えています。
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