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2010年9月29日 (水)

無垢床材の種類

 無垢床材は木の種類だけでなく、作成の方法でもいくつかの種類があります。一般的に無垢と言うと一本の木材を加工(切る・削る)してできたものだ考えますが、建材的に無垢フローリングといえば厚み(大体の商品が15ミリ~20数ミリ)が単層(数枚を合わせて接着形成していない)のフローリングのことをさします。なので厚み以外の長さ方向や巾方向に同じ樹種の材を接着して一定の長さ・巾にした商品も無垢のフローリングとして流通・販売されています。
 一般的な種類としては乱尺・UNI(ユニ)・FJL(エフジェイエル)・一枚物(1P、OPC)などがあります。乱尺と一枚物はいわば本物の無垢フローリングで厚み・長さ・巾とも集成していない物をいい、乱尺は長さが一枚ごと違うもの、一枚物は同じ長さにそろっているものをさします。乱尺は数枚で長さ1820ミリ(たまに他の長さの物も)になるように揃えて梱包される場合がほとんどです。一枚物も大体の商品の長さは1820mmです。ちなみにOPCはワンピースの略。

 UNI(ユニ)は厚み・巾方向は集成されていない物で長さ方向を数枚(4~6枚程度)を集成して同じ長さ(ほとんど1820ミリ)にした商品です。無垢フローリングとしてはスタンダードな商品になっています。流通量も一番多いのではと・・。乱尺より施工がしやすく、施工後の見た目も乱尺のように見え、長さが取れない材も有効に使え、したがってコストパフォーマンスのいい商品になります。ちなみにUNI(ユニ)はユニット(組み合わせ・一体化するの英訳)の略みたいです。

 FJL(エフジェイエル)は長さ・巾方向に集成して製品にしてある商品です。巾方向の集成枚数で例えば4枚継のタイプ=4P(4ピース)と呼びます。・・FJL4Pと表記。UNIより材料を有効に使えるためよりコストパフォーマンスに優れ、巾は150ミリの物が多く他の種類より施工性に優れます。デザイン的には一枚の巾がせまくなるため好みが分かれるかも。FJLはフィンガージョイントランバー(ラミネーション?)の略らしく本来は材の接合方法名称です。UNIの接合もフィンガージョイントなんですが・・

UNI・FJL・1Pの商品写真(ケンパス材)が↓です。
Type1

分かりやすく点線で接合部分を書き込むと・・・
Type2

こんな感じです。

 また、幅にもタイプがあります。無垢フローリングの場合75mm巾か90mm巾が標準的でそれ以上の巾を幅広と呼んでいます。幅広の方がもちろん大きな材でしか取れないため希少です。単価も高くなる場合が多いですが、高くてもそれだけの価値はあります。樹種の選定と共にタイプ(種類)の選定も無垢フローリング選択の重要なファクターになります.。

 Hファミリーはカバ桜のUNIで、厚さ15mm、幅90mm、長さ1820mmの非常にノーマルなものを選びました。

(参考:http://kinoyuka.seesaa.net/category/6004603-1.html)

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