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2010年10月

2010年10月29日 (金)

穴の位置は?(2)

Rimg0184

そうです。この漏れているわずかな音を聴診器を使って探すのです。サンクリエイトの佐々木さんによると、聴診器を使っても漏れの音は本当に「シュー」と小さい音だそうです。交通量の多いところなどでは車の音に打ち消されてしまい、まったくわからないそうです。「まちの家」も前面の道路の交通量はある程度あるので心配しましたが、1時間弱はかかったでしょうか?佐々木さんがとうとう穴の位置を発見しました。(すごい!)

 私と田村さんも音を聞かせてもらいましたが、そういわれれば音がするような気がする程度の音で、これを探し出す佐々木さんの技には本当に脱帽でした。サンクリエイトさんに頼んで本当に良かったと感じた瞬間でした。


完成見学会のお知らせ

 ブログではまだ完成していませんが、実際にはほぼ完成となりました。下記の日程で見学会を行ないますので、興味のあるはご連絡下さい。

日 時  2010年10月31日(日) 
10:00~12:00 (10:30~説明会) 
14:00~16:00 (14:30~説明会) 
田村建築設計工房に要予約 

電話かFAX(0279-23-2796)またはメール(tam-kobo@khaki.plala.or.jp)にて前日までに予約をお願いします。

2010年10月28日 (木)

穴の位置は?(1)

 サンクリエイトさんでは施工したときの写真を用意しており、どの箇所の可能性が高いかまずは検討を行ないました。多くの場合真っ直ぐ通っているパネル部分をステップルで打ち抜くことはほとんどなく、可能性の大きい部分はパネルとパネルを根太を跨ぐ部分だそうです。(時には大工さんが全く気にしないで床張りしたりするとまっすぐな部分でもあるようですが、そうなると相当穴の位置を見つけるのが大変になるようです!)床材は床暖房パネルと垂直に交わるように張られていくので、いつもパイプ部分は見えています。しかし、根太を跨ぐ部分はパイプが床材と平行となるので、どうしても床を張るときその距離感がつかめないため危険なのだそうです。そこで、根太を跨ぐ部分を写真と参照にしながら危ない個所の位置を検討していきました。

 パイプに穴が開いたといえども、シューシュー激しい音はまったくしません。それはステップルがパイプを打ち抜いても、穴は打ち抜いたステップルでふさがっている状態であり、その漏れは微々たるものです。それでは漏れの箇所をどうやって探すかというと!!?


完成見学会のお知らせ

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日 時  2010年10月31日(日) 
10:00~12:00 (10:30~説明会) 
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田村建築設計工房に要予約 

電話かFAX(0279-23-2796)またはメール(tam-kobo@khaki.plala.or.jp)にて前日までに予約をお願いします。

2010年10月27日 (水)

床暖房の管内圧力=0

 田村さんから「床暖房のパイプの圧力が下がっている。」と電話があり、それと同時に妻から「松本さんからどうも床暖房のパイプに穴が開いてしまったようだ」と報告を受けました。床暖房パネルは設置後は漏れがないかどうかチェックするため、コンプレッサーで圧力をかけてメクラをし、圧力計を設置しています。

 墨出しまで行なって、非常に慎重に工事していたことを知っていましたので、どうして?と耳を疑りました。しかし圧力が抜けているのだからその可能性が大きく、翌日サンクリエイトさんに来ていただくことにしました。田村さんも私も立会い、その対応を検討しました。松本さんも非常に心配そうでしたが、私としては皆がこのように集まり検討すれば良い対応策が見つかり、まったく問題ないと思っていましたので、松本さんには「しょうがないですよ!」と声を掛けました。

 穴の開いた場所は子供部屋であるということは、圧力計のつながっているパイプの経路からわかるのですが、床材をステップルで留めている時には、パイプを打っって空気が漏れたような音は聞こえなかったようなので、どこから漏れているのかまったくわかりません。そこで穴の場所探しとなりました。


完成見学会のお知らせ

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日 時  2010年10月31日(日) 
10:00~12:00 (10:30~説明会) 
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2010年10月26日 (火)

トラブル発生!

 注文住宅ではやはり予期できないトラブルが必ず起こります。しかし、大切なことはその後の対応だと思います。家づくり、特に注文住宅は大きなプロジェクトであり、トラブルは必ず付きまとうものです。トラブルの対応策を皆で考え、最善を取る事。それが家づくりで最も重要なことだと思います。そして、トラブルを乗り越えたとき、さらに施主と専門工事会社や建築家さんとの信頼関係が本物になるのだと思います。

 しかし、このトラブル対応が悪いと非常に気まずい関係となり、施主はすべての事に神経質になり、クレーマーとなっていきます。家は人生で一番大きな買い物です。施主も神経質になるのは当たり前であり、不信感が生まれるとそれが種となり大きくなることはしょうがない事だと私は思います。ですのでトラブル後の対策は非常に大切なのだと思います。


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2010年10月25日 (月)

雨樋の問題

 最近はゲリラ豪雨というように本当に多量の雨が短時間に降ります。Hファミリーの家は軒が大きいので必然的に屋根が広くなり、雨樋で処理する水量が多くなります。やはり大屋根から落ちてくる雨を下屋の雨樋で受けるのですが、どうしてもφ105mm/2の半丸樋では雨水を飲み込むことができないようです。どうしてもオーバーフローしてしまいました。自家製の縦樋が悪いと思い、アルミダクトに変えましたがやはり飲み込めない!田村さんに言って検討してもらうことにしました。方法としては、φ105の樋を大きなφ120mmに変更するか、大屋根の樋の縦樋を別途にするかです。その結果、東部分は大屋根の排水は別系統で、西側はそのままで行うこととしました。

Rimg0042
かなり溜っています。奥のほうに大屋根から落ちてくる雨水が見えます。これが原因です。

 また、雨樋の水勾配悪い部分を発見!傾斜が緩いために雨が降った後に雨樋に水が溜まったままになる箇所がありました。こちらもスズキ建材さんに連絡して水勾配がきちんとなるように、雨樋を一部欠きこみ修正してもらいました。

Rimg0021
樋に残る雨水

Rimg0029
破風に欠き込みをして水勾配を確保しました。

 やはり、現場に行ってよく見ることはとても大切なのだなと痛感しました。今の段階では色々な対策が取れます。竣工後ではそうはいきません。豪雨のときに大変ですが雨樋のチェックはなるべくやったほうが良いかと思います。


完成見学会のお知らせ

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2010年10月22日 (金)

雨樋の取り付け(3)

 縦樋は外壁左官工事が終わって外部足場取り外し前に取り付けになるので、その間(特に梅雨時期)の雨対策として、田村さんから何か竪樋に変るものを作ってくださいと要望がありました。後で捨てるものなのでお金はかけたくありませんし、かといって小学生のような工作では工学部出身としては面子があります。そこで安価な外径50mmの黒ビニールホース(セキチュウで購入)とペットボトルを組み合わせて竪樋を作ってみました。外径50mm以上のホースはけっこう高額なのでもったいない。多少排水量は犠牲になりますが、50mmのホースで代用しました。

Rimg0161

 これは結構田村さんには好評でした。しかし、大体の部分はこれで足りたのですが、大屋根から雨水が集まる場所の2箇所は排水能力が不足していました。後でアルミの安いダクトで変更しました。

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雨樋の取り付け(2)

 取り付けた樋は半丸という形です。他には角樋という断面が四角い形のものがあります。よく使われるのは樹脂製やカラー鋼板ですが、Hファミリーのものはガルバルウム鋼板製です。耐久性については申し分ありません。

Rimg0131_2

 この半丸の形ですが非常に懐かしい形で、昔からよくある用に思います。しかし、最近ではこの半丸の雨樋は需要が少ないようで作っているところあまりないようです。半丸型はとてもさりげなく、軒先をスッキリと美しく見せてくれているので、私としてはとても気に入っています。

 さらにあんこうと呼んでいる、軒樋から竪樋に落とし込むラッパのように拡がって居る部分を「あんこう」と言います。これも懐かしい!通常は大きな四角いハコのようなものが付いています。

Rimg0129_2

2010年10月21日 (木)

雨樋の取り付け(1)

 雨樋をいつ設置するのか田村さんと検討しました。雨樋の本格的な取り付け時期は外壁が仕上がってからが一般的です。しかし、外壁が仕上がるまでの間に雨が降ると外壁の下地が濡れてしまったり、建物の足元がぐちゃぐちゃになったりします。特に樋がないと雨水がそのまま下に落ちるだけならいいのですが、足場に当たるとそれが跳ね返り、外壁にかなりの量飛び散ります。そこで、出来るだけ早い時期に横樋を取り付け、縦樋は仮でつなぐようにお願いしました。

 板金工事の石坂さん再度登場です。雨樋を取り付けてもらいました。

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2010年10月20日 (水)

サンダー掛け(3)

 オービタルサンダーを効率的に使うためにはサンドペーパーの選び方が非常に重要です。サンドペーパーは番手といわれる番号で研磨剤のサイズが表示されており、番号が大きくなるほど細かく、サンディングした表面は滑らかになります。まず、材料の凹凸(高低差)に合わせた番手で全体を平らにし、その後順番に番手を上げてサンディングするのが鉄則です。私たちは180番と400番を併用して使いました。しかし、あまりつるつる感にこだわらなければ240番程度で1回で仕上げれば十分だと思います。

 ヤスリには布と紙があります。洋紙は茶色い色で価格が安いことが最大のメリットですが、電動サンダーと組み合わせた場合には、台紙が破れ易く寿命は短いので余り適切ではありません。布は色が黒である場合が殆どで、紙よりもごわごわしています。研磨砂が取れにくく台の耐久性が高いので電動サンダーとの組み合わせでその威力を発揮する。 布は紙の2倍程度の価格ですが、耐久性が高いので沢山作業する場合にはオススメです。

 サンディング作業に防塵マスクは必需品です。花粉症の人ですと必ず花粉症が発祥します。ホームセンターにも色々な種類が販売されていますが、できる限り密着性の良い物を私用するほうが良いようです。

2010年10月19日 (火)

サンダー掛け(2)

 サンダーは、ランダムサンダとオービタルサンダの2種類があります。ランダムサンダーは回転式のため、非常に研磨力があるので仕上げにはあまり使われません。オービタルサンダーは仕上げサンダーとも呼ばれ、サンドペーパーを付けたサンディングプレートが小刻みに偏芯運動し、木材などの表面を削る道具です。塗装前の材料を平滑に仕上げるなど丁寧な作業にはオービダルサンダーが一番です。

 使い方ですがこれはいたって簡単、グリップを両手で軽く握り、ゆっくり一定の速さで前後に動かすだけです。あまり強く押し付けるとサンダーが時々暴れるので注意してください。梁や柱などを研磨するとき実際何度か暴れて、大きな傷をつけてしまいました。やはり細かい箇所や、腕が疲れてくるとサンダーを持つ手がうまく動かないようです。

綺麗に仕上げるために作業で逆に傷をつけてしまい、綺麗に仕上げている大工の松本さんには申し訳なく感じてしまいました。これも施主工事ということで納得せざるおえません (*^-^)。(プロではないので、寛大な心が大切です。)

2010年10月18日 (月)

サンダー掛け(1)

 木のことを話してきましたが、本題の木の化粧について戻ります。「まちの家」も他の田村さんの設計した家と同様、吹き抜けが多く梁などの構造材が見える設計になっています。そうすると、どうしても構造材に目が行き、その汚れや傷などが目立って見えるようになります。構造材なので汚れや傷はある程度しょうがないのですが、何とかしようという気分になると、サンダーがけが待っています。田村さんからサンダー掛けしますか?と遠回しに言われると、やはり性分としてやらないわけにはいかなくなります。

 木工用のサンダーとは紙ヤスリを取り付けて、それが電動で動くことにより木を研磨する道具です。以前に土台にカビが発生したのでその除去にBOSCHの 吸じんマルチサンダーPSM80Aというものを購入しましたが、これでは梁などを削るには小さいので、ネットオークションで探してオービタルサンダー(HITACHI FSV-10SA)を安価にゲットしました。

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2010年10月15日 (金)

柾目と板目

 
 木材の化粧面の年輪の模様には板目と柾目があります。木を挽くときの方向により決まるのですが、この目により木の雰囲気が大きく違ってきます。

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(参考:http://www3.ocn.ne.jp/~hinokiya/nougaki/itamasa.html)

 板目材は、年輪の接線方向に挽いた材です                     。年輪が、たけのこのような模様であらわれます。木目の変化が楽しめるので、天井材などに向いていますが、柾目板と比べ、狂いが生じやすくなっています。

 柾目板は、年輪と交差方向に挽いた材です。材の表面に、まっすぐ縦縞模様があらわれます。板目材に比べ、狂いは生じにくくなっています。

 

樹心に近いところで取れるもので、真ん中に板目、両側に柾目がでる模様を「中杢目」と言います。

 一般の木材は板目がほとんどです。柾目の板材は1本の丸太からたくさん取れないため、値段も高いです。

2010年10月14日 (木)

白太と赤味

 これは木の等級ではありませんが、木には白太と赤みがあります。木材の芯に近い部分で色が濃い部分を赤み、その周囲の辺材の白い部分を白太と言います。白太部分は、木の表面を守っている外周部分なだけに、無節の美しい白材は、あまり多く採取できず希少品として珍重されています。 

 赤味は木の部分で一番耐朽性が高く、色合いも美しいので、高級材として扱われます。 木の性質上、節が出やすい芯に近い部分から採取されるため、無節の物は希少価値の高い最高級品として重宝されます。

 源平とは化粧面に白太と赤みが両方出ている材を言います。杉と桧では、白太と赤みの部分の色合いの違いは、杉の方が比較的ハッキリ出ます。ゆえに杉材では、源平材を視覚効果として、意図的に選んで使用される事があります。

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2010年10月13日 (水)

木材の等級

 木材の化粧といえばやはり、女性と同じように化粧をする前の下地が問題となります。やはり下地の良い木がよいのですが・・・!お金の問題があります!そこで木材の等級について見てみましょう。

一等材
 大小の節がたくさんあるものを言います。一等というとすごく良く聞こえますが、見栄えは非常い悪い材になります。強度的には全く問題無い程度の若干の死節やハチクライ(虫食い穴)等も混入しています。

小節
 直径約25㎜以下程の節が1m間隔に一個ぐらいずつ点在しているイメージです。

上小節
 直径約10㎜以下程の節が1m間隔に一個ぐらいずつ点在しているイメージです。

特選上小節
 エンピツの芯程の大きさの節が2mに1個ぐらいあるイメージです。木目や色合いもある程度そろった物で、アテもあまり入りませんが、ヤニ、カスリは若干あります。

無節
 節のまったく無い物です。木目もや色合いもかなり揃い、アテもほぼ入っていません。 ヤニ、カスリは極小さくあります。

木材にはそれ以外にもさらに小分けして分類されており、日本人が木にこだわりを持ってきたことが伺えます。しかし、そのためか、節のない木になると値段がどんどん吊上がり、一般庶民には高値の花となります。Hファミリーでも一等材を多用して、コストを抑えています。

アテ:斜面に成育する樹木は、根元は孤状を描いています。この孤状部分の切り株断面を見ると、斜面下側寄りの半分の年輪幅が広く、上側寄り半分は年輪幅が狭い、樹芯が上側の方へ片寄り、下側の方がよく成長しています。この下側の広い年輪部分を普通、アテと呼びます。この部分は硬くて強いが、加工しにくく狂いやすいので用材としては一般に嫌われます。(参考:http://yoshihei.052e.com/q&a-fault.html)

2010年10月12日 (火)

木材の化粧

 木材はほとんどはプレナー(電動カンナ)で表面処理してあるため、ある程度表面はつるつるしています。しかし、人目に付く様な場所はさらに見栄え良く仕上げたくなります。化粧性を高くしたい場合、2つの方法があります。カンナ仕上げとサンダー仕上げです。これらを施した物を用いると、確実に美しさが増します。

カンナ仕上げ:
 ほとんどの木材はすでにプレナー仕上げしてあるためある程度は平らですが、微細な刃物跡の手触りがします。大工さんが手カンナで仕上げると、微細な削りムラが無くなり、、木肌がつるっとした光沢が出て、すべすべの手触りになります。 木の地肌を化粧面として用いたい方にお奨めです。和室の柱などはやはりこの仕上げでないとしっくりこないと思います。

サンダー仕上げ:
 サンドペーパーで研磨することによる仕上げで、刃物跡が取れてツヤ消しの平面となり、微細なざらつきの優しい感触になります。カンナ仕上げとは全く異なる仕上がりとなります。

 この表面処理ですが見た目だけではなく、その後の蜜蝋塗りのときに大きな違いとしてあらわれます。それは表面を仕上げると蜜蝋のしみこみが少なく非常に綺麗にかつ容易に塗ることができることです。そしてその後の木材の毛羽立ちも少なく非常に綺麗な仕上がりとなります。サンダーよりも手カンナで仕上げたほうが、蜜蝋の染み込みは少ないようで、大工さんの技術と手カンナの素晴らしさを実感しました。

2010年10月11日 (月)

見学会のご案内

Photo

 家づくりの開始が昨年の12月、もうじき季節が一回りです!ようやく、「家づくり」も終わりとなります。ブログはかなり前の内容を記事にしていますので、実際は既に設備の取り付け、ウッドデッキの塗装、清掃の段階に入っています。田村さんと相談し、見学会を10月31日(日)に行うことが決定しました。(最初のアップで日にちを間違えました。10月31日です!(^-^;)

ご興味のある方は、

Hファミリー: h.family-home@nifty.com

または

田村建築設計工房 tam-kobo@khaki.plala.or.jp

まで、ご連絡ください!

2010年10月 8日 (金)

換気口(5)

 換気口を電気工事の田島さんの所に持っていくと、「網ありだとつまるんだよな~」と一言!一般の換気口の場合は内側の給気口を開けて掃除機で吸い取れば良いのですが、問題はキッチンの排気口!確かにこれは汚れます。そしてレンジフードからはアルミダクトで接続されているので、室内からは掃除できません。屋外からももちろん一体型なので掃除できません。”ショックを受けていると”網を切断すれば良い事に気が付きました。そこで、ニッパで内側から網を切って取り除くことにしました。レンジフードの排気がレンジフードのどちらになるかわからないので、給気口の部分も網をカットしたので、2つのガラリを網なしガラリに改造しました。

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  こちらは網あり

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こちらは網をニッパで切ったもの

 これが結構面倒な作業で、網一つ一つをニッパで切るのですが、かなり狭い空間なので網を切る際に手がガラリの角に当たります。結構角が尖っていますので、流血状態!何とか2つのガラリの網を切断しましが、手は血まみれです。これだけ努力したのですから汚れで詰まる事はないと祈りたいものです。

 もう一点はコーキング屋さんに指摘されたのですが、このガラリは取付が難しいようです。ビスで固定するのではなく、換気口にただ差し込むだけなので、あとはコーキングで固定を頼ることになります。コーキング屋さんとしては曲がって取り付けないように注意を払わなければいけないので少し面倒になります。

 専門工事業者さんは実体験として色々なことを知っています。分離発注ではすべての専門工事業者と友達になれますので、非常に有用な情報をもらえます。今回も本当に田島さんに感謝です。でもこんな細かいことは素人は気が付きませんよね。ガラリは網なしのほうが良いようです!

2010年10月 7日 (木)

換気口(4)

 田村さんの言うとおり「まちの家」はほとんど外からはガラリが見えませんので、どんなものでも良いのですが、やはり物を買うとなるとこだわりが必要になります。こだわりとしては

1.外壁が汚れないように雨用の水切りが付いている事
2.風の影響がないように防風型である事
3.ガンメタの外壁と調和するためにステンレス(SUS304)でつや消しが望ましい事
4.防火地域ではないのでダンパーは必要ない事
5.防虫網はあるほうが良いが、汚れたとき掃除ができるように脱着できる事
6.ホームセンター並みに安価である事

として探しましたが、特に5と6を満たすものが見つかりませんでした。そこで防虫網は固定式のものとしました。田村さんからは網が無いものが良いといわれたのですが、網なしがないのでどうしようもありません。

宇佐美のフラット型フード水切付ガラリ(UK-FE100/150S-HLP)

Photo_3
http://www.uk-usami.co.jp/page/kanki_flat/detail1_kf.html#Anchor-44591

写真がダンパー付きですが、ダンパーの無いものを選びました。購入したのは道具道楽(http://www.dogudoraku.com/catalog/default.php)で、ホームセンターよりは少し高いかもしれませんがかなり格安に買えました。

Rimg0020

2010年10月 6日 (水)

換気口(3)

 外部の換気口(ガラリ)も田村さんから施主支給をお願いされました。ホームセンターの安いものでいいですよと言われたものの、色々な種類があり悩みます。そう考えながら町を歩くと、常に他人の家のガラリに目が向きます。たかがガラリですが、家の外観にかなり影響を及ぼしているように感じました。それ以上にガラリから垂れる汚れがひどい家が何件かあり、ガラリ侮るなかれと警告をもらいました。

 余談ですが非常に昔、タモリ倶楽部というなんとも深夜番組らしい深夜番組でガラリの特集をしていたことを思い出しました。ネットを調べてみると、あるのですね。ガラリ鑑賞団(http://garari.jugem.jp/)!こんなものが鑑賞の対象になるのですから面白いですね!

2010年10月 5日 (火)

施主支給の助っ人:にわのライフコアさん

 にわのライフコアさんは建築材料や金物だけでなく、福祉用具、介護用品の販売・通販・レンタルから住宅バリアフリーリフォームまで非常日幅広い品物を扱っています。お店は古い家を改装して店舗としており、非常に家に対してこだわりがあると感じました。聞いてみると、庭野さん自身が一級建築士を持っているということで、建築のプロであり、今回の買い物も安心して注文することができました。

 換気口だけでなく、ポスト口も発注しました。ポスト口は設計上スペース的に縦型のものになりました。しかし、なかなか縦型で気に入ったものが見つかりません。単にポスト口だけが必要なのですが、現在の住宅は高気密なので、必ず郵便物を受けるボックスまで付いてしまいます。Hファミリーでは、受けボックスの必要はなく、玄関収納部に直接郵便物を落すのでポスト口だけで良いのですが、それが見つかりません。これもようやく「にわのライフコア」さんで見つけることができました。購入したのはSUSのつや消しでA4サイズも楽々入る大型のものを購入しました。
Photo_2
http://store.shopping.yahoo.co.jp/niwanolifecore/mk-no3000-kuchi.html 

 群馬で施主支給をお考えの方は色々なものを扱っているので一度相談されるのも良いかと思います。かなり柔軟に対応していただけますし、ネットだと取り置きなど難しく、アパートの家中に施主支給品が溢れ出します。納期に関しても相談できるのは大変ありがたいです。

参考のためにホームページを

  にわのワイフコア http://www.niwano-lc.co.jp/

2010年10月 4日 (月)

換気口(2)

 換気関係の部材はほとんど施主支給で行いました。特別に施主支給を望んだわけではありませんが、施主支給になっていました。(Hファミリーは特に施主支給が多いようです。)施主支給にすると一番良いことは施主が物を決めなければいけないので、施主に知識がつくことでしょうか?悪いことは選ぶのに素人なため時間がかかることと、無知による品物の選定を間違える危険性があることでしょうか!しかし、夫はこうゆうことは得意みたいなので、施主支給はほとんど夫に任せています。

 換気扇は田村さんが指定したものが容易にをネットで探せたのですが、室内の給気口(西邦産業 JSPシリーズ)がなかなか見つかりません。かなり時間を費やしましたが、ネットでようやく見つけることができました。

Photo
(参照:http://store.shopping.yahoo.co.jp/niwanolifecore/mz-jsp100.html)

その会社は「にわのライフコア」という会社で、ラッキーなことにそのお店は前橋の県民会館の近くにありました。ネット購入の場合送料がばかにできません!安いと思って購入すると送料を含めるとあまり変わらなかったということが良くあるので気をつけたいところです。自分で取りに行けば送料も節約できます。

 そこで早速、にわのさんのところに訪問しました。

2010年10月 1日 (金)

換気口(1)

 

 家の高気密・高断熱によりハウスシックの問題が発生し、その問題解決策として家の換気の規制が厳しくなりました。田村さんの設計でも換気計画については設計図書に簡単に計算されています。高気密にして機械換気をする。なんとなく変な感じがしますが、これが現在の家づくりの方向です。

現在は自然換気では建築許可が得られないので、機械換気となります。機械換気には3つの種類があり

第一種換気: 排気、吸気とも機械を用いて行う換気方法
第二種換気: 吸気のみを機械で行う方法
第三種換気: 排気のみを機械で行う方法。

 多くの高気密高断熱住宅では第三種換気が用いられることが多く、特にソーラーサーキットのような住宅では、天井裏に大きなファンを設けて、そこからダクトを設けてで室外に排出する方法が用いられています。なかなか大がかりな方法です。

 第三種でもっとも簡便な方法は、壁や天井にに換気扇を取り付けるて、吸気口を最適な位置に配置することにより室内の換気量を確保する方法です。田村さんの設計でもこの方法が用いられていて、もっとも安価な方法と言えます。やはり、換気よりも室内にシックハウスになるようなものが発生しないようにすることが最も大切であり、換気はあくまでも補助という考えを持ちたいものです。

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