石膏ボード貼り(2)
石膏ボードにはもう一つ音を通しにくいという性質があります。 石膏ボードの厚手品の使用や複数枚の重ね張りすると、たいへん優れた遮音性能を得ることができます。そのため、1階と2階の床の間に挟むことで上の足音を安価に軽減することができます。
壁の下地材として見た場合石膏ボードには、 さらにメリットがあります。温度や湿度の変化で伸び縮みや歪みがほとんど起きません。したがって、そのためクロスや左官など仕上げをするには打って付けの下地材料であり、加工も容易なことから高い精度の施工が可能です。こんな材料が排気ガス中の大気汚染物質である二酸化硫黄から作られるのですから、まったくもって驚きです!
しかし、石膏ボードにも問題はあります。それは、水に弱く、水を含むとぼろぼろになります。また、強い衝撃を受けると凹むなどのあまり強度がありません。皆さんも1度ぐらいは石膏ボードを暴れて打ち抜いたことがあるのではないでしょうか?
« 石膏ボード貼り(1) | トップページ | 石膏ボード貼り(3) »
「木工事」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント