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2010年12月17日 (金)

人工大理石かステンレスか?それが問題だ(2)

 人工大理石とステンレスが今のところ候補ですので、二つの素材を特徴をまとめてみました。

 ステンレスとは、鉄を主成分としたもので、これに12%以上のクロムを含み、必要に応じてニッケル等の成分を含有する合金のことです。鉄にクロムが加わると、合金の表面に酸化皮膜がつくられ、鉄の欠点である酸化現象(サビ)を防ぐようになります。さらにニッケルを加えると酸化皮膜が強くなり、耐食性や加工性が増します。ステンレスの特長は、耐蝕性(サビにくい)や耐熱性が高く、メンテナンスが簡単なこと。また表面がきれいで加工性にも優れていることから、多くの水回り製品に使用されています。ちなみにステンレス(stain-less)は「サビにくい」という意味になります。また、薄く延ばされていますので金属なのにクッション性があり、食器などぶつけても割れ難いように思います。

 ステンレスにはクロムの含有量などによって、いくつかの種類に分類されます。その中でも水回り製品に使用されるのが「SUS430(18ステンレス)」と「SUS304(18-8ステンレス)」です。SUS430とは、鉄に18%のクロムを含んだものをいいます。表面には鉄としての性質が残っているため磁性があり、磁石が付きます。SUS304よりも品質は落ちますが安価なのが特徴で、低価格製品に採用されています。SUS304(18-8ステンレス)SUS304とは、鉄に18%のクロムと8%のニッケルを含んだものをいいます。酸化皮膜が強いため耐蝕性、耐酸性に優れ、磁性もありません。普及品、高級品に使用されています。ステンレス製品を水周りで使用する場合はSUS304が断然良いかと思います。

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