最近のトラックバック

2021年1月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

バナー

  • ブログランキング参加中 クリックお願いします!

Hファミリーの家づくりサポーター

無料ブログはココログ

« 2010年12月 | トップページ | 2011年2月 »

2011年1月

2011年1月31日 (月)

収納(8)

 しかし、引違戸でも問題があります。引違戸は開き戸と同じ外寸法の収納を作る場合、戸が2つあるためどうしても奥行きが狭くなってしまうことです。本当は大皿が入る26cm程度の寸法を確保したかったのですが、天板の奥行きを65cmとすると、どうしても収納が迫り出してしまい作業の邪魔になります。ここは諦めで奥行きを狭くしました。

 引違戸のもう一つの問題は戸が半分しか開かないので、あまり幅の狭い引違戸をつくると返ってめんどくさい状況となります。そのため下段右側の引違戸の収納の幅は広めにとることとしました。

Rimg0144

Rimg0159
左の下段の開き戸には大きな皿はが入ります!

キッチンのコンロおよびシンクの下は縦の仕切り以外はありません。今後DIYで引き出しを作る予定です。まだ、製作には・・・・!そろそろ取りかからなければ!

Rimg0063

2011年1月28日 (金)

収納(7)

 キッチンの収納です。妻が背が低いので常に使う収納はかなり低い位置に持ってきています。そのため上部の収納は奥行きは通常ですが、低い収納は作業が邪魔にならないように奥行きを狭くしていますしています。

Rimg0162

 レンジの左の下段の開き戸は26cmのお皿が入る奥行としました。お皿は15~26cmが一番多いと思いますので、一般的なお皿は十分に入ります。(一般的に小皿は5寸以下(15から16cm以下)中皿は6寸から7寸(21cmから22cmくらいまで)大皿は8寸以上(23から24cm以上)を言うようです。)

 レンジの右の下段は引違戸としました。キッチンでの引違戸はとても古めかしい印象がありますが、実は非常に便利です。本当はすべてのキッチン収納を引違戸にしたかったのですがそれは無理、それなので一番頻繁に使う所のみ引違戸としました。

 引違戸の利点は開け閉めの動作が非常にコンパクトであり、何よりも開けたままでも戸が邪魔になりません。開き戸はどうしても戸が邪魔になり、取り出す際にどうしても閉めなければなりません。頻繁に戸を開ける場合は引違戸が最もストレスがない収納だと思います。

2011年1月27日 (木)

収納(6)

 トイレや脱衣所にも造り付けの収納を設けました。脱衣所には着替えを置く場所と下段は洗濯物関係を納めるよう設計段階から寸法を決めました。

Dscn0065
トイレ奥の収納です。

 洗面所の収納は田村さんお得意のルーパー窓のガラスを用いた棚と鏡付き収納を設置しました。これだけ収納があれば大丈夫です!洗面所の下は今のところ収納なしです。なるべく床には物を置かないことが整理では大事!できれば何も置きたくないところです。
Dscn0073
木製にガラスの棚が田村さんオリジナル収納。その横に鏡がありますが、この中が収納になっています。当初はステンレス製のSANWA COMPANYのものを選んでいましたが、途中変更してステンレス製ではありませんがKAWAJUNの安い物を選びました。なんとなくKAWAJUNのブランド名に惹かれてしまいましたが、プラスチック製ですがなかなか使いやすいです。

2011年1月26日 (水)

収納(5)

 子供の寝室の収納はトイレ洗面を広く造ったため張り出した部分があり、その部分を収納としました。また、その収納の横には梯子があり、子供はそこからもロフトへ登ることができます。

Rimg0025

 意外だったのはこの収納の天板の上が下の娘の大のお気に入りの場所になったことです。この上からは家の中の色々なところが見え、中庭を通して空が見えるそうです。工事中もいつも登っていました。お気に入りの隠れ場所です。

Rimg0172

2011年1月25日 (火)

収納(4)

 田村さんの設計で箱階段を設置した家があります。私たちも見学させていただいたのですが、とても素敵でした。そこで、Hファミリーの家にもロフトに上がる際に箱階段を設置したいと考えました。それも移動式の・・・!

 なぜ移動式にしたか説明します。夫婦の生活パターンが違い、夫は朝型、妻は夜型で寝る時間と起きる時間が2時間ほどずれがあります。そのため夫婦の寝室での明かりや音の問題が発生します。夫婦別室もありえるのですが、そこまでの必要性がない。そこでロフトへ上る階段を箱階段にし、それをパーティション代わりにするという案となりました。そうすれば遠慮なく布団の中で読書をしたりできます。

 しかし、問題は下の娘がまだ小さいため、同室で寝たいと希望していることです。そのため箱階段を夫婦の間に置くと下の子のベットのスペースがなくなってしまいます。そこで、箱階段を移動式としてはじめは壁の方に寄せて使用することとなりました。しかし、この移動箱階段もかなりの重さです。移動のときは何人か手伝ってもらわないと動かせそうもありません。

 箱階段の収納は両面から使用できます。でも今は片方は壁のためデットスペースとなっています。移動後は両面から使用可能となります。

Dscn0290


2011年1月24日 (月)

収納(3)

 我が家で収納するもので量が多いものは、やはりキッチン関係、本、掃除関係です。これらを集中して置けるように大きな収納棚をを作ってもらいました。これを移動収納と呼んでいます。かなり大きく、重いので移動可能な収納という感じではないのですが、移動収納と呼んでいます。これをキッチンの横に設置し、メイン収納としました。かなりの量収納できます。ここに電子レンジやホームベーカリーも設置できるようにコンセントも設置しました。

Dscn0100

Dscn0388

メイン収納は6つに分かれており、それを連結して使います。

 次に何と言っても多いのが衣類です。衣類はクローゼットは作りませんでした。その代わりにステンレスのポールを寝室に設置してもらい、そこに掛けることとしました。また、結婚した際購入したローチェストがあるので、衣類関係の収納として寝室に置きました。子供達には申し訳ないのですが、子供はベットの上にステンレス棒がありそこに衣類はまとめることとしました。かなりオープンな収納ですが、風通しも良いですし、すぐ何があるかわかります。現在、結構便利に使っています。

2011年1月21日 (金)

収納(2)

 Hファミリーの収納の基本は。「使う場所の近くに収納スペースを設ける。」ということです。そして、何よりも思い切ったのが、「特別な収納部屋は設けない。」と決意したことです。これは結構大胆な決断です。納戸やウォーキングクローゼットなどがあると確かに便利ですが、その分使える床面積が小さくなってしまいます。

 そして何よりも、こうゆう部屋を作ると整理下手ですので、どうしてもそこに色々しまいこんでしまい、最終的にはゴミ部屋になってしまうことが予想できました。整理上手ならば良いのですが、我が家の住人はみんな整理下手、とにかく、使う場所の近くに収納スペースを設けないと大変なことになります。そこで田村さんには収納を分散して配置するようお願いしました。

2011年1月20日 (木)

収納(1)

 一般的には石膏ボードの工事が終わると木工事はほとんど終わりで、大工仕事は終わるのですが、田村さんの設計ではそれからが長いです。それは大工仕事の収納がたくさんあるからです。大工の松本さんには、まだまだがんばってもらわなくてはいけません。昨年夏は非常に暑かったため、25mmとぶ厚いパインの収納工事は、見ていても過酷な仕事となりました。(松本さんには本当にお世話になりました。m(__)m)

新居が住みやすいかどうかは、収納スペースの生かし方に大きく左右されます。ですが、この収納こそが設計として一番難しいし、施主の考え方や暮らし方が最も反映される部分でもあります。しかしこの収納というのは奥が深い、何よりも実際に生活してみないとわからないのです。田村さんからはなるべく造り込まない方向を提案されますが、後できちんとできる性格ではないので、やはり最初にある程度造っておかないと気が済みません。そのため設計中はいつも収納については頭から離れませんでした。

2011年1月19日 (水)

シンク関連(3)

シンク関連(3)

 インテックさんでは人工大理石のシンクが何点か展示してありました。キッチンはステンレスのシンクにしましたが、その他はシームレスのシンクのほうが良いので人工大理石としました。当初の洗面のシンクはデュポンの製品でしたが、検討した結果インテックさんオリジナルのものに変更しました(インテックさんのシンクは天板の色と同じものが無かったので白としました。そのため色の統一感はありません。)。トイレの流しはデュポン社のものを採用しました。シンクも人工大理石だとシームレスになり水漏れなどの心配もありませんし、掃除もかなり楽です。安心して使うことができます。

 シンクの選択で大切なのは排水トラップです。これも色々な種類があり選択に迷います。掃除が楽にでき、あまりシンクの下を占有しないものが良いのですが、配管関係なども加味して決定しないと後で大変なことになります。Hファミリーでは薄型のものにしましたが、最終的には配管関係で設置が難しく、設備の高橋さんには色々面倒をお掛けしてしまいました。オーダーは本当に色々なことを考えないときちんと施工できないようです。

追記:洗面などのシンクで水を貯める時にゴム栓をしますが、これを天板に取り付けるかどうか検討しました。どうしてもチェーンが汚れますので、天板には固定しないようにしました。ゴム栓は用意しましたが、目に付かないところに置くことにしました。こんなことも小さなことですが検討をすることが必要です。ただ無くさないようにしなくては・・・!

2011年1月18日 (火)

シンク関連(2)

 特注品の手板金のシンクはとにかく厚いです、1.0mmから1.2mmなど厚みが指定でき、特に高級感があります。カウンターと一体にすることもでき、形状も指定できるのでオリジナルで使い勝手のよいシンクができます。が、やはり既製品に比べると高価になります。ただ、厚いので既製品ものよりも硬いので、その点は食器を落したりしたときは注意が必要なようです。薄いとペコペコ言いますが、柔らかいので、食器の破損は少ないように思います。でも手板金の質感は本当に良いですよ!!!

 その他にシンクは表面加工がヘアーライン、エンボス、光沢など種類もあり、これも選らばなければいけません。それ以外にシンクの外に防振ゴムを取り付けて静音にしたり、結露しないようにシンクに発泡ウレタンを吹き付けるようにするなど、システムキッチンではあまり注意しない部分まで指定する必要があります。

2011年1月17日 (月)

シンク関連(1)

 現在のシステムキッチンではジャンボシンクが人気ですが、Hファミリーのキッチンではミーレの食洗器を入れるため小さいものを選びました。ただし前にも書きましたが深めのものです。そのため、選択肢はほとんどなく、シンクは比較的あっさり決まりました。そして何よりもシンプルなものになりました。トーヨーキッチンなどの製品を見ると多段のものや、色々な機能がシンクに付きます。それも魅力に感じますが、何と言っても形状は汚れ難く、掃除しやすいシンプルなものがベストと考えました。

 材質はもちろんステンレスシンクを選びました。やはりシンクは過酷です。ステンレスのほうが安心できます。一般的に普及しているステンレスシンクですが、その中にも当然種類があります。「既製品シンク」と「特注の手板金シンク」のふたつがあります。既製品シンクはプレスでつくるため安価で、大量に作る事ができます。メーカーにより様々な形、サイズがあり、選択する品数は豊富です。プレスで作るため厚さは0.6mmから1.0mm程度まで、形状はアンダーシンクからオーバーシンク、ポケット付きシンクやダブルシンクなど非常に豊富にあります。

2011年1月14日 (金)

天板の設計(2)

 Hファミリーはシンク側(アイランド)は奥行90cm、コンロ側は妻が背が低いので手がきちんと届く奥行65cmとしました。洗面も奥行は65cmです。天板の厚さは10mmで、色はカメオホワイトという少しベージュの入った白にしました。白で汚れが心配でしたが、今のところ大丈夫です。メラミンスポンジ一つあればほぼ汚れは取れます。

 人工大理石カウンター・ワークトップの加工は自由度が高く、さまざまな形状が可能です。天板のエッジ(前垂れ)やバックガードの加工形状も色々な種類あります。Hファミリーではタイルなので水のしたたりはあまり気にならないと考え、角の面を取るだけの単純な形状にしました。これも料理する人の考えが影響すると思います。

 その他にも人工大理石の裏打ち材、収納との取り合わせ、設置方法、水栓の位置などかなり細かな所まで検討しました。山本さんは手馴れたものでキッチンの設計はスムーズに行なわれました。打ち合わせの結果変更した部分は田村さんが書き直して提出し、最終の発注になりました。

Rimg0014
現場に届いた人工大理石の天板

2011年1月13日 (木)

天板の設計(1)

 キッチン天板の設計は田村さんにお願いしますが、詳細な検討は天板を作ってくださるインテックさんと一緒に行ないました。伊勢崎にある工場に田村さんと一緒に行き、工場見学も兼ねて設計の詳細を練りました。小さな工場をイメージしていたのですが、住宅だけでなく公共施設などの大きなものも製造しているため、かなりの大きな規模の工場でビックリしました。群馬には本当に色々な工場があることを実感します。

R0014351

 工場内には色々な装置がありましたが、最後は人の手でサンダーで仕上げていました。最終的に仕上がった人工大理石はとても質感が良く、これを採用してよかったと安堵しました。

 その後インテックの山本さんと打合せです。単に天板の作成ですが、ビックリするほど細かい点まで決めなければいけませんでした。打合せで1時間以上かかりました。

2011年1月12日 (水)

キッチンの設計(6)

3)コンロは壁側に設置し、汚れ等が室内に満たないようにしました。また、コンロ側とシンク側では天板の高さを変えています。シンク側は高く、コンロ側は低くなっています。シンク側の高さは、洗物のしやすさと包丁が使いやすさを考慮した高さとしました。コンロ側は一番高さがあるガス料理の際の鍋の高さを考慮して決定しました。また、私達のⅡ型はシンクとコンロが違う天板に設置しているので、どうしてもキッチンの床に水が垂れてしまいます。そのため、床はタイルにし、タイルだとどうしても冷たいのでパネル床暖房を設置しました。これはかなり好評で、安心かつ大胆に料理できることと、足元が暖かいので冬の朝食の容易がかなり楽になりました。ただ、タイルなので床に食器を落すと粉々になることが予想されます。まだ、今のところ大丈夫ですが・・・!あと、木の床よりもどうしても硬くなります。そのため、膝の負担は大きくなるような気がします。

4)食器や鍋などの収納はできるだけ身近に置き、すぐに取り出せる位置に収納を設置しました。食器類は高さや幅も計って納まるようにしました。

以上がHファミリーのキッチンでの大きな方向として田村さんに設計をお願いしました。

2011年1月11日 (火)

キッチンの設計(5)

 キッチンは色々検討した結果として

1)アイランドと壁とに分けたⅡ型のキッチンとする。そしてなんといっても思い切った決断はその間を65cmにしたことです。ミーレの食洗機の扉が開くのにぎりぎりの距離です。一般的には75-90cm程度にすることが多いようですが、これは「プロが教えるキッチン設計のコツ 井上 まるみ (著) 」を読んで、色々実際に検討した結果そうなりました。現在使用していますが全く狭くありません。動線が良くとても料理しやすいです。

2)シンクはアイランド側に持ってきて、家族全員料理できるようにしました。アイランドは四方をオープンにし、どこからでも料理ができるようにしました。シンクは60cmのミーレの食洗器を選択したので、小さいものにしました。ただし、深さは20cmと通常よりは深いものとしました。これは水跳ねを考慮したことと妻が背が低いのでその深さが最適だと判断しました。(シンクの深さは結構記念日にフランス料理屋さんに行く機会があり、そのとき厨房の中を見学させていただき、その際に深い方が良いとアドバイスを頂き決めました。)

2011年1月 7日 (金)

キッチンの設計(4)

 Hファミリーではキッチンはとても大切な場所と考えています。家族全員が料理しますし、その場所はダイニング以上に家族のコミュニケーションの要と考えています。以前の賃貸では、キッチンは対面でしたが孤立しており、大勢が集まる広さもありませんでした。夫もその前の賃貸では料理をしましたが、狭くなってからはまったくしなくなりました。そこで今回の新築ではキッチンが最も力の入れた部分でもあります。全員がストレスなく料理ができ、会話も弾むようなキッチンを理想としました。

キッチンについては以下の本を参考にし、何度も検討しました。

プロが教えるキッチン設計のコツ 井上 まるみ (著)  学芸出版社
暮らしから描くキッチンと収納のつくり方―おすすめ実践アイデア集 吉田 桂二 他 (著) 彰国社

この2つの本はとても参考になりました。前者は女性の立場から書かれており、やはりキッチンは女性の使い勝手がとても大切です。また、後者は建築家の視点から書かれたものであり、前者とはまた違った視点がありました。また、収納部分についてはかなり参考にさせていただきました。

2011年1月 6日 (木)

キッチンの設計(3)

 遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。年末年始は昨年の家づくりの疲れを癒すため休養しました。なるべく家の完成までブログを続けたいと思いますが、気力が続くか・・・!でもがんばります。

キッチンの続きです。

 キッチンをオーダーキッチンにすると、キッチンを一から設計することになります。これが結構難しい!折角オーダーにしたのだから、自分たちに使いやすいキッチンにしたい。そうするためには、どこに何を置くかを検討し、収納と動線を決めていかなければいけません。また、妻と私の身長が違うので、高さをどの様にするかも問題になりました。夫婦でも何度も検討しました。妻と口論になったこともしばしば!本当にキッチンは難しいと実感しました。オーダーキッチンは自由度が大きい半面、それを決めることはなかなか素人には難しいようです。

 田村さんのキッチン設計はなるべくオープンに作り、後で収納等を考えようというスタイルに感じます。キッチン用品は大きさから使用方法まで千差万別です。確かに設計段階では細かい取り決めは非常に困難です。しかし、Hファミリーはできるだけ事前にある程度決めたいと考えていました。これは施主にとってはかなりの負担になります。収納するものや大きさなどを測り、どこに収納するのか決めねければなりません。そのため、かなりの時間を田村さんには費やしていただくことになりました。

 今住んでみて色々考えたことは大変良かったと感じています。しかし、キッチン下の収納部分だけは最終的にオープンのままとしました。やはり住んでみないとわかりません。現在DIYで引き出しを検討中です。今年の春までには完成したいと思っています。

« 2010年12月 | トップページ | 2011年2月 »