ラスモルⅡノンクラック通気工法(2)
この工法はモルタル壁による外壁通気工法で、ラスモルⅡとアリスグラスファイバーネット、フジカワ通気ラスの組み合わせにより、面材を不要とし、クラックを大幅に低減する施工方法だそうです。難しい言葉ばかり出てきましたので解説します。
外壁通気工法とは外装材と断熱材の中間に通気層を設ける工法で、通気層により壁内湿気を常時放出し、腐食や錆から躯体を守り、建物の耐久性を大きく向上させます。
ラスモルⅡとは通気工法用に開発された、木造住宅用軽量既調合モルタル従来品のラスモルをさらに高強度、低吸水、高耐久性化をはかったものだそうです。
アリスグラスファイバーネットとはグラスファイバーメッシュで耐アルカリ性、耐熱性及び耐腐食性に優れ、高ヤング係数で、ピアノ線に匹敵する引張強度を持ったガラス繊維(ARGファイバー)をネット状にしたものだそうです。なんとも頼もしいファイバーです。これをラスモルの表層に伏せ込むことにより、クラックを防止します。
フジカワ通気ラスとは防水紙にメタルラスが付いているものでモルタルの付着を良くするもので、これがクラック防止に非常に役立ちます。
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