在来工法のお風呂(10)
床と腰壁までは30角のタイルです。タイルの浴室はとても冬場にとても寒いので、モルタルの中に床暖パイプを埋め込み、その上にブチルゴム系防水シートを張りタイルを施工しました。床は排水の取り合いなどもあり、設備の高橋さんと左官の佐々木さんと悪戦苦闘しながらシートを排水管にびっちり張り付くように施工してもらいました。そこ後、タイルが引きつめられ、また窓の下部には、サクラ御影石が取り付けられました。
また、ユニークなのは浴室の扉です。広く開口部が取れるよう3枚の引き戸にしましたが、この引き戸の窓が透明なプラスチックを使っています。1坪の浴室なので、広く見せるためにです。浴室の隣は脱衣所ですが、脱衣所に洗濯機を設置していないので、お風呂に入っているときは脱衣所のカギをかけます。それでプライベートは確保できますので、非常に浴室が広く感じられます。
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