在来工法のお風呂(8)
田村さんの在来浴室は、基礎のコンクリートをかなりの高さ立ち上げ、その上の木部の部分は防水合板+1mm厚のブチルゴム系防水シートを張りで防水をします。このような方法をシート防水と呼び、比較的安価に施工できるため、ローコストで在来浴室を施工する場合にはもってこいの方法です。
シートにはアスファルト系のもの、塩ビ系のものなどありますが、やはり、ブチルゴム系が高いですが、一番防水に優れており、健康的なことを考えても一番良い選択と思います。使用したブチルゴムシートには片面が糊付してあるため、紙を剥がすだけで貼り付けることができます。接着剤で張り付ける場合より、確実に接着できるので安心です。しかし、この接着力は強力なようで、一度どこかにくっ付けてしまうとなかなか剥がせないようで、施工するのは結構注意が必要です。佐々木左官さんもかなり苦労してシートを張り付けていました。
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