在来工法のお風呂(7)
浴室は”在来浴室”と呼ばれている、いわゆる昔ながらの現場で造る浴室です。最近ではユニットバスがほとんどで”浴室を造るの?”と思う人も多いと思いまが、十数年前ぐらいまでは在来浴室が当たり前でした。ですが、浴室周りは水漏れや湿気の問題で土台や床が痛みやすく、数年経った家では真っ先にリフォームする場所でした。
防水工事ですが、工法や納まりがいろいろな方法があります。一番防水の優れているのは、FRP(Fiber reinforced plasticsの略で、ガラス繊維とポリエステル樹脂の複合構成の材料)で、良くベランダ防水などで使われるものです。2階に浴室を設置する場合にはFRPが良いかと思いますが、1階ですとそこまでする必要はないかと思います。また、FRPは高価なことと、臭いがすごいことからあまり密室に使用するのにはためらわれます。
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