格子の工事(2)
格子は細い角材を縦横に組み合わせてつくった建具です。格子で一番難しいのは間隔ではないでしょうか?開口率が50%の格子は日中はある程度遮蔽効果がありますが、夜間は内部はかなり見えます。プライバシーを重視すると、この位の遮蔽度ではやや物足りなくなります。しかし、あまり狭くすると薄暗くなってしまい、せっかく格子にしたのですからある程度十分な光は取り込みたいところです。
しかし、Hファミリーの地区は防火指定はないのですが、隣地が近いため、境から3mの範囲は木の使用に制限があります。そのため、コの字の開口部の格子は開口率を50%以上にする必要があるため、必然的に50%と決まってしまいました。やはり生活するとかなり見えやすいことは事実で、中庭で朝食などをすると少し落ち着きません。今は簾を垂らして視線をカットしています。
« 庭 春から梅雨 | トップページ | 格子の工事(3) »
「木工事」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント