照明(10)ダイニング
PH5はテーブルに着席した人へ決して光源(ランプ)を直接視界に入れないデザインとなっています。そのため、まぶしさによる不快感がありません。さらに3枚のセードから放たれた光がテーブルや向かい合わした人々へムードのある適切な光を配ります。しかし、電球の光を直接照明する一般的なペンダントランプに比べて暗いのは否めません。特に日本人は暗いと貧乏くさく感じるので、その点が気になる場合はあまり適した照明ではありません。PH5 Plusではこの点はかなり改善されていますが、オリジナルとはかなり異なる雰囲気になっています。
西洋人、特に北欧人は明りに敏感と言われています。PH5はデンマーク出身のポール・ヘニンセン設計なので、日本人には少し合わないことは覚悟が必要かと思いますが、それを加味しても、そのデザイン性と雰囲気は素晴らしく、今でもこの照明にして良かったといつも思います。でもやはり暗いことは確かです。
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