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造園工事の様子は田熊さんの工事ダイジャストに詳細に書かれております。こちらもご参照ください。
桐生市H様邸造園工事ドキュメント!! 「両面から魅せる里山風の庭」
生活もだいぶ落ち着いた3月初旬から田熊さんにより造園工事が始まりました。当初、従来からある植栽を生かそうと思いましたが、田熊さんの提案で、今回思い切ってすべて撤去することになりました。まずは以前から植えられている植栽の撤去から工事は始まりました。
既存の土よりかなり盛土をしました。この盛土により、庭の高低に変化を持たせ奥行きを出させます。庭木は左のもみじを残しましたが、最終的には、それも撤去しました。すべての植栽を新しくすることでバランスの良い庭を目指します。
駐車場をどうするかは施主により大きく考えが異なります。Hファミリーは車については殆どこだわりがないので、駐車できて、乗り降りが楽で、雨の日の乗り降り時にあまり濡れないという条件以外は何もありませんでした。そこで、田熊さんにもシンプルな駐車場にしてもらいました。また、なるべく庭を広く作りたかったので、アプローチと駐車場を兼用する案を採用してもらいました。
確かに玄関へのアプローチは大切です。その家の顔と言っても良いでしょう。田熊さんのアプローチ施工例でもとても素敵なものが多く、悩みました。かなり悩んだのですが、Hファミリーの家づくりでは悩んだときには機能を優先することに決めています。Hファミリーは、家の顔である玄関でさえ、ある意味なくしてしまいました。なるべく家を広く使う機能を優先しました。アプローチもしかり、庭を広く確保するという機能を優先し、割り切りました。
しかし駐車場がアプローチだとあまりにも味気ないということで、田熊さんは御影石で駐車場に変化をつけていただきました。特に車がないときにも御影石があるために、コンクリートだけの冷たさがなく、優しい感じになりました。この少しの変化が全体の印象に大きな印象を与えています。
田熊さんには大変申し訳なかったのですが、再度プランを提案してもらいました。時間はかかりましたが、私たちの考えを十分考慮していただきました。
さて、プランですが、満足です!繋がるというコンセプト、そしてプライベートの確保、そして何よりも緑多き植栽!そして、シンプルかつダイナミックな設計です。
また、駐車場工事も田熊さんにお願いすることにしました。どうしても庭と干渉するので、同じ施工者が良いと判断しました。
その他、細かいことですが以下の要望を再度メールで打ちました。
1.今のと土地は水捌けが悪いので、その点が庭に起伏をつけると心配です。水はけの確保を是非とも考慮していただき設計をお願いします。
2.子供の記念樹、「花かいどう」を入れてほしい。また、2番目の子の記念樹を植えるスペースを確保したい。
3.田村さんの設計には、新しい住人はその地域や自然に住まわせてもらうという考えが大切なことを学びました。新しく住まう人は周りの環境に配慮し、急激な変化を避け、なるべく緩やかに同化する必要があるかと思います。田熊さんには何度もご足労願うと思いますが、工事は何期かに分けて、緩やかに変化させていきたいと考えています。(お金の問題のほうが大きいかもしれませんが・・・・!)
4.工事は駐車場に関してはできれば入居前に行いたい。次は芝生ができれば嬉しいです。
以上の要望を考慮頂き、庭の設計が完了しました。
田熊さんの設計は非常に素敵なのですが、つながりの部分の距離感の感じ方が我々とは違ったのだと思いました。庭のイメージは本当にすばらしいですし、私達の意図を十分考えてくれており、田熊さんにお願いしてよかったと思っています。多くの造園屋さんは自分の価値観を押し付けることが多いのですが(建築家さんも同じですが)、田熊さんは施主の思惑を非常に考えてくれています。本当に感謝です。
設計というのはここだけ変えればよいというものでは出なく、全体で考えなくてはならないことを田村さんにも教わりました。ですので、この施主の要望で大きく庭の設計も変ってくることは容易にわかりますが、イメージ的には先に提出されたプランで間違いはありません。このことを田熊さんに伝えました。
第一プランを夫婦で話し合い以下のような返信をしました。
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田熊さんには私達の家づくりのコンセプトをふんだんに盛り込んだプランにしていただき大変感謝しております。プランはコンセプト通りであるのですが、何点か田熊さんと私たちとに食い違う点がありますので、以下に列挙したいと思います。
1.「気楽に立ち寄れる空間」
現在住んでいるアパートは土手沿いで、その土手に面して小さな庭があります。その庭で色々な花を植えて楽しんでいます。ガーデニングをしていると土手を散歩する人とのコミニュケーションがあり、心を豊かにしてくれます。しかし、そこで何回か食事をしたり、バーベキューをしたりすることがあったのですが、気分は良いのですが、やはり不特定多数の視線が気になり落ち着いて食事ができませんでした。何度か行なったのですが今はなくなってしまいました。
そこで、新築ではプライベートな庭(中庭)を設けて、そこで朝食やBBQなどを楽しもうと考えました。新築は今より街中であり、高校や小学校なども周囲にたくさんあり、やはり不特定多数の通行が以前よりあります。また、私の住んでいた田舎の佐久市と違って、人間関係はやはりフランクです。お茶や食事までの関係はあまり多くは考えられないと思います。
私達のイメージする「気楽に立ち寄れる空間」は外庭であり、庭いじりをしている時に通りかかる近隣の方がいれば、立ち話ができる距離感。少し親密になれば招き入れての濡縁での会話、その際お茶が出ても良いかもしれません。そんなイメージを持っています。田熊さんのプランは、私たちにとってかなり大胆にオープンすぎるようです。これからの日本の近隣関係は「独立しているが繋がっている」程度の距離が心地よいと感じています。
2.必要最低限の目隠し
街中であるため防犯面はやはり気になります。「最低限の目隠し」ですが、やはりある程度の目隠しは必要かと思います。ただし、強固にする必要はありません。植栽で何とかカバーできる程度でよいかと思います。また、あまり容易にプライベートな空間に入ってこられることを妻はかなり気にしております。「ある程度の目隠し」で、プライベートな空間にはあまり容易に入れないような外構が望ましいと考えております。
この2点を検討していただければと思います。全体的には非常にすっきりとした計画であり気に入っております。アプローチが図では見えないのと、中庭、北庭の計画も合わせて次回の打ち合わせに教えていただければと思います。よろしくお願いします。
田熊さんからは以下のような返信メールがありました。
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今回のテーマは単純に「つながりのある家につながる庭」です。「憩う」「育む」「四季を感じ取れる」庭を考え、つながりのある家をより一層近隣の方に親しみやすい雰囲気になるよう設計致しました。
生活する上で必要最低限の目隠しを配していても何処かオープンな感じであり、庭いじりをしている時に通りかかる近隣の方がいれば、立ち話がてらガーデンテーブルにて談笑。建物のコンセプトにもあります「気楽に立ち寄れる空間」これを庭にも取り入れたいと思いました。庭にもそういった場を設ける事により気楽にして立ち寄りたくなるような雰囲気となるよう考えました。そこは程よく緑に包まれ、立ち寄りの場に限らずバーベキューなど外での食事や読書、家族の憩いの場としても使える様に考えました。
下に敷いてあるのは御影石の平板です。御影石は耐久性はもとより、古い町並みにもマッチします。今回の設計上ではどうしても既存の植木を使うのが難しい状況です。なるべく残す案で考えてはいたのですが、将来的な木の生長を考えると毎年メンテナンスの必要性が出てしまい、美観を保つのが難しいと思いました。まだ細かい点の作り込みがありますが、大まかなアウトラインとしてご覧になって頂けたらと思います。
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素敵な第一プランが出来上がりました。
それ以外に、田熊さんには以下のHファミリーの外構および庭の考え方をメールにて伝えました。
田村さんと家づくりを「つながり」をキーワードに行ってきました。外構に関してもこのつながりを大切にし、田村さんが最も大切にしている周囲との「調和」を十分考えた庭作りをしたいと考えています。是非とも田熊さんには、その考えを理解していただきプランを作成していただきますようお願いい申し上げます。以下にHファミリーの外構および庭の考え方をまとめましたのでご参照ください。
1.アプローチ
敷地が狭いのでアプローチを確保することは非常に難しいとおもいます。しかし、アプローチは家と町をつなぐ大切なものと考えますので、家の玄関へ導くための方向性を示せる程度でもよいのでアプローチは儲けたいと考えます。
2.駐車場
駐車場は現在使用している車が1台駐車できればよいと考えています。ただし、妻のお父さんや妹が来る機会が多いので、前に詰めて(ポーチまで乗り上げることを考えています。)軽自動車が1台後ろに着けられるスペースは確保したいと思います。しかし、これはテンポラリー(ほんのわづかな時間)なので、とにかく前へ詰めて少しの時間駐車できればよいと考えてください。まち中に家を構えたので車は1台、後は公共交通手段で生活するつもりです。子供が車を持った時は駐車場を借りさせます。
3.外庭
南に面した庭は外庭と内庭に分けたいと思います。外庭は町に開いた庭であり、町とのコミュニケーションの場所、周りの人に安らぎをもたらす場所となれば良いと思っています。もうひとつはハーブ(コリアンダーとバジル)を植えたいので、ハーブ園を少しの範囲でいいので確保したいです。そこへは内庭からアクセスできるようにしたいと思います。
4.内庭
内庭は外庭と中庭の中間的位置づけと考えています。外部から家の中への視線を遮る役目を持たせるが、完全には遮断されていない庭をイメージしています。子供がまだ小さいのでこの庭は子供が活動的になれるよう、芝生でも良いかなと考えています。また、クレマチスが好きなので、クレマチス園が一角にあれば良いと思っています。また、外庭が眺められ、緑を満喫できる空間でもありたいと思います。内庭へは駐車場からも入れるようにしたいと考えています。
5.中庭
これは完全なプライベートな庭です。ウッドデッキを設置しオープンスペースで食事を思う存分楽しみたいと思います。現在、敷地内は防草シートザバーンを引き込んであり、その上に砂が引いてあります。ウッドデッキ以外は芝でも良いかと考えています。あまり木を植えたりはしないで機能的な中庭にしたいと考えています。
6.坪庭
坪庭は浴室から見える庭になります。浴室を外からの視線を遮り、バスタイムのときに楽しめる庭にしたいと考えています。
以上が外構および庭の主な希望となります。その他に希望や現状を箇条書きで以下に記入しておきます。
・庭以外の周囲は防草シートザバーンを敷いて、その上にビリ石を敷きたいと考えています。
・夜に車が駐車場に入りやすいような照明計画をしたい。
・家は和風のように見えますが、横と後ろはのこぎり屋根の機織工場をイメージしており、また、家の内部は北欧をイメージしています。そのため庭もあまり和風が強いものは望んでいません。できればあっさりしたもので温かい雰囲気のある庭を望んでいます。
・予算が限られていますので、工期は何期か分けて進めることも視野に入れたいと思います。最終的な姿だけはきちんと描いて計画していきたいと思います。
以上です。
当初の庭の要望は以下のように考えていました。
(1) 「地域とつながる」パブリックな庭
前のアパートで庭いじりを初めた頃びっくりしたのは、多くの人が通り過ぎると話しかけてくれることです。花を育てるだけで自然に人とのつながりができるとは新鮮な驚きでした。家の前の庭はパブリックな庭として地域とのつながりを意識した庭にしたいと考えています。
(2) 「家族をつなげる」プライベートな庭
前のアパートでも外土間にシートを敷いて、時々ご飯をしたり、花見をしたいり、BBQをしたりしました。しかし、土手を散歩する人からの視線で落ち着いて食事をすることができないため、どうしても回数が少なくなってしまいました。新居では是非とも人の目を気にしないで食事のできる屋外のスペースを確保したいと考えています。この空間では昼寝をしたり、ブランチをしたり、読書をしたりと家族がゆったりとくつろぐことができる庭にしたいと考えています。
(3) 庭による「自然とのつながり」
庭は自然とつながる緩衝帯と考えており、庭に出ることによりすがすがしい空気を吸い込み、芝生の上に寝転んで空を見上げる。自然を体全体で感じることができるのが庭だと考えています。気持ちの良い「自然とのつながり」のある庭の設計を行いたいと考えています。
(4) 「環境とつながる」緑
庭には土と緑があるため、夏吹く風から熱を奪い、涼しい風を運んでくれます。また、落葉樹は夏には木陰を作り、冬は日光を家に導いてくれます。緑を多用することは省エネルギーにつながり、環境問題に貢献します。
以上の内容と田村さんに提出した家づくりのコンセプトをまとめて田熊さんに提出しました。
家の設計当初から、自然とつながる家を一つの柱にしてきました。その中で庭はとても大切な要素です。今回100坪と比較的大きな土地を購入した理由の一つにも庭があります。庭いじりなどまったく興味がなかったのですが、前のアパートに移ったとき窓の外がなんとなく殺風景だったので、プランターで花を少し育て始めました。それで病み付きになり、クレマチスを中心にかなりがんばって育ててきました。
そんな大それた庭園ではないのですが花と木があるほっとできる庭ができればと漠然と考えていました。また、敷地が許せば、パブリックな庭(表庭)とプライベートな庭(裏庭)を造ろうと考えました。そして、漠然と家と庭に一体感が生まれるような家づくりを目指したいと考えていました。
引越は11月の言うこともありオフシーズンです。3月、10月がシーズンのようなので、11月はかなり安くなります。今回は3社見積をお願いしました。そして、非常に丁寧な説明と値段の割安感で、アート引越センターにしました。本当に今は安くなりました。かえって作業する人には申し訳ないくらいの価格です。
引越は片付けもあるので、自分たちでほとんどコンポしました。田村さんの収納計画はかなり詳細まで練ってあるので、それに従って整理した所、ほとんど2日程度で片付いてしまいました。これは驚きです。家の収納計画は絶対に大切です。ほとんどの荷物がはじめから納めたい場所にほとんど納まりました。完璧です!
これですべての工事がほぼ終了、あとはクリーニングのみとなりました。クリーニングも施主工事です。このクリーニングですが、外部に頼むと結構な金額になります。ですので、時間があれば自分たちでやるのが一番。一番手間がかかったのが、サッシの中に入り込んだゴミ!やり方を由田さんから教えてもらい、家族全員で掃除しました。サッシは結構いろいろなものが外れるので、ビックリしました。それと窓拭き!
その程度で常日頃クリーニングには心がけていましたので、ほとんどやらなくても大丈夫な状態でした。あとは完成見学会を待つのみとなりました。見学会に関してはhttp://yagibusi.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-bfd3.htmlをご参照ください。
開口部の大きな家ですので、カーテン選びに失敗すると、かなり落ち着かない部屋になってしまいます。カーテンの色と壁の色が同色または同系色になっていると、壁と連続して見えるので、部屋を広く見せることができます。ヨーロッパの住宅の窓は日本の住宅の窓と違い、幅が狭く縦長の窓です。一方日本の住宅の窓は木造の柱と柱の間が窓になる作りから発展した、幅が広く横長の窓です。同じカーテンをかけるとすると、この縦横のバランスと面積の違いから、大きくイメージが違ってしまいます。したがって、ヨーロッパのようなカラフルな色にすることは、Hファミリーの家ではやはり厳禁と言うことになります。
そのためロールスクリーンの色はやはり主張しない色としました。壁が白なので白っぽい色の選択もありましたが、汚れや落ち着いた雰囲気がでないので、木の色との統一を考えました。また、今後年月が経つと木の色が濃くなることを考えて、少し濃い目の色を選びました。プリーツスクリーンはもちろん白です。この白色かなり気に入っています。工事はカーテントレドさんがやってきてあっとゆう間に終わりました。
田村さんになかなか予算内に納まりませんと報告したところ、それならばカーテントレド(高崎)さんに相談してみてくださいとのこと、早速高崎に出かけました。(家づくりのために何度高崎に通ったことでしょう!これが最後の高崎ショールームめぐりとなりました。)
早速、田村さんからの紹介でと言うと、既に「あの家ですね!」とわかっていてくれているようで、さっさと話が進みました。実はカーテントレドさんも田村さん家のファンとのことで、ブログは時々見てくれているようでした。ですので、話はとんとん拍子に進み、金額も予算内に納めることができました。とにかく桐生のカーテン屋よりもかなり安いです。こんなことならはじめから田村さんに紹介してもらえばよかった!と後悔。
でも1つだけ収穫がありました。それは、「プリーツスクリーン」、Hファミリーの家は、土間の空間だけはなんとなく他の空間とは雰囲気が異なります。特に障子を全て閉めると和の空間。和の空間にロールスクリーンはなんとなく不自然な感がありました。足利のカーテン屋さんに行ったときに、和紙の雰囲気のある「プリーツスクリーン」を進められました。これがすごく気に入り、田村さんに土間空間だけ「プリーツスクリーン」にしたいと要望したところOKが出ました。しかし、「予算的に無理でしょう」と言われがっかりしていましたが、実際にカーテントレドさんに掛け合ったところ、ロールスクリーンにわずかの追加だけで「プリーツスクリーン」が実現できました。本当にありがとうございました。
最後はカーテン工事となります。カーテンについては田村さんから、工事の後半に「安い店を探してみてください。」と言われました。桐生は土地柄かカーテン屋が多いので、工務店を通して購入しないのだからかなりのディスカウントができるだろうと期待して、足利も含めて4社に見積もってもらいました。
田村さんからは「全てロールスクリーン」と指定されましたので見積は簡単でした。しかし、大きな窓なので既製品では対応できないので、全て採寸が必要になります。各カーテン業者さんに来ていただき、採寸見積をしていただきました。しかし、私達が当初から考えていた予算にはどうしても納めることができませんでした。最も大きな理由は、通常のカーテンではなくロールカーテンがネックとなりました。通常のカーテンなら安くできるのですが、ロールスクリーンは値引率がかなり悪かったです。
しかし、足利の1社が家の雰囲気をとても気に入ってくださって、かなり本腰で見積もっていただいたのですがやはり予算内には入りませんでした。しかし、そのときに色々打ち合わせた内容はその後役に立つことになります。
自宅の前に歩道があって、車道と段差がついている場合、縁石を切り下げて、車の出入りがしやすくする必要があります。しかしこれは勝手に工事ができません。歩車道境界ブロックは公共のものなので、それを切り下げる工事には歩道加工工事申請を提出しなければいけません。まずは、市役所に工事申請をし、許可を得て、その後に交通の邪魔になるので警察にも連絡する必要があります。
歩道加工工事申請は書類作成が面倒で、時間もかかります。ですが、田村さんから自分でやってくださいとのこと!図面は田村さんに用意してもらいましたが、ほとんど妻にやってもらいました。市役所では不審そうな顔をされ、「工務店の方は?」などと結構いろいろ言われたようですが!何とか申請完了!後は工事後の写真を撮って提出するのみとなりました。家づくりは結構な申請がいろいろあります。登記関係から税金関係などなど、Hファミリーでは色々なことにチャレンジしました。ですので、今回の申請も大丈夫!結構役場慣れしてきました。
今回5mを切り下げしましたが、個人の車(普通車)が出入りする目的で歩道の縁石加工を行う場合、出入り幅は5m以内と決められています。このことも注意が必要です。
田熊さんに造園はほぼ決め、まずは駐車場の位置を決めました。なぜなら、前面道路からの縁石が高いため、車の出入りをするのに難があります。引っ越す前には、縁石の切り下げ工事だけは行っておく必要がありました。そこで、縁石の切り下げの部分と長さを田熊さんに検討してもらいました。また、庭の高さにより、下水枡や水道の量水計の高さなども検討し、工事終了前に設備の高橋さんに高さを調整してもらいました。
細かいことですが、後でやると結構な費用と手間がかかります。ですので、工事の終盤かなり疲れていますが、できることは最後まできちんとやる。それが大切です。
庭のプランはまた後で提案してもらうこととして、まずは縁石切り下げ工事のみ検討しました。
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