造園工事(3)
ソヨゴが左右に植えられました。左が雄株、右が雌株です。ソヨゴは葉柄が長く、葉が波立っているため、風に揺れて葉同士が擦れると「ソヨソヨ」と音を立てます。ソヨゴという名前も、葉が風にそよぐところから名付けられたそうです。ソヨゴは広葉樹なのに常緑です。そのため、目隠しの役割をはたしてくれます。また、ソヨゴは樹勢が穏やかなので、初心者でも非常に扱いやすい樹木だそうです。
ソヨゴの花期は6月頃です。雌雄の別があるので、花も雌雄で形が異なります。雄花は花柄が枝分かれして3~8個ほどの花を咲かせますが、雌花は1個だけです。当然雌株を購入しないと結実しません。10月頃に8 mm程の赤い実をつけます。濃く美しい緑の葉、風に揺れる葉音、柔らかな樹形、秋の赤い果実が魅力の樹木です。
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