建て方

2010年3月 2日 (火)

建て方(7)

 建て方3日目は、昨日の雪が心配で田村さんも駆けつけてくれました。私たちも田村さんに合わせて現場に到着、基礎の中の水や雪を再度かき出しました。木材が一時的に濡れることは大した問題ではありませんし、乾けば大丈夫です。しかし、なんとなく心配で濡れた木材等を布で拭き取りました。田村さんも金具部分の水を布で拭き取ってくれました。田村さんに木材の濡れについて聞きましたが、濡らさないことにこしたことはないが、短時間の濡れはまったく問題ないようです。ただし、化粧部分が濡れるとどうしてもシミなどの汚れが残ってしまうことがあり、化粧の部材については若干注意が必要だそうです。

 この日は天気が非常に良かったため、作業は順調に進みました。中野建業さんの仕事の速さは本当に驚きで、あまりに速いので施主が追いつけずに何か置いていかれてしまった様な感じでした。無事にアスファルトルーフィングの敷き込みまで終えることができ、これで雨や雪が降っても大丈夫です。(この後予期しないほどの悪天候に見舞われます!)

 建て方はその後、筋交いや火打ちなどが取り付けられほぼ構造体の工事は終わり、2月4日(木)に上棟式となりました。上棟式の模様は前に報告したので割愛しますが、屋根の上から見る景色は格別で、なんとなく一区切りついたなー!と安堵と今後の期待でいっぱいになりました。

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火打ちと筋交が取り付きました。これで躯体はがっしり固定されました。

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屋根もルーフィングが張られようやく雨や雪が降っても一安心です。

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上棟後に屋根に上って見た風景 気持ちよかったです!

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2010年3月 1日 (月)

建て方(6)

 2月1日は建て方2日目、天気予報では夕方より雪という予報になりました。建て方1日目は小屋組まで終わっていましたが、屋根関係についてはまったくの手付かずの状態ででした。できれば雪までに垂木、タイベックシルバー(遮熱防水、透湿シート)、野地板、アスファルトルーフィングの工事まで終わりにしたかったのですが、時間的にはまったく無理な話しです。そこで、工事はタイベックシルバーまで終わりにし、雪が家の内部に入らないようにしたかったのですが・・・・・・((T_T))。残念ながらタイベックシルバー工事途中に雨、途中から雪となりました。

 夫も心配で現場に駆けつけ、雪が降るのでシート養生をお願いして帰社しました。しかし、夕方現場に行ったところ、シート養生されたのは北側と洗面所の一部で、洗面所は半分露出しており、家の基礎内部は水浸しになっていました。そこで、夫には悪かったのですが仕事が終わり次第、現場に直行、水をかき出し、家からシートを持ってきて天井に敷き込んでもらいました。それでもその後もかなり水が溜まったので、もう一度夜中に水のかき出しを行ないました。

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とうとう雪が降ってしまいました。

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屋根の上のタイベックシルバーに積もった雪

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自前で用意したシートをかぶせた所

 このような作業は非常に大変ですし、気が滅入ることもあります。しかし、分離発注の場合、作業が順調に進んでいる時は問題ないのですが、トラブルが発生した場合どこに責任があるのか不明確な面が多々あります。工務店さんへの一括発注ならば現場監督さんへ一言文句を言えば良いのですが、分離発注の場合はやはり施主が任を負う部分が生じてきます。以前、「片流れ屋根の家」の施主さんからも、家づくりのときには色々な問題が発生し、色々施主が対処したことがあったことを伺ったことがあります。過ぎればそれも良い思い出だと話していました。そうゆう部分も含めて受け入れる心の余裕も分離発注には必要なのだと思いました。

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2010年2月26日 (金)

建て方(5)

建て方1日目の続きです。

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クレーン車を使って梁を運んでいます。

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一番太い梁を取り付けています。梁成が360mmもあります。

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柱と梁が取り付きほぼ骨格が出来上がりました。

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柱の垂直を見て、仮筋交を取り付けました。

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安全のためネットを取り付けました。

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 今日一日で棟木が上がり、火打ち、小屋組みまで終わりました。本当にご苦労様でした。最後に今日一日の重労働を感謝し、謝礼を送り解散となりました。中野建業の皆様本当に有難うございました。

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2010年2月25日 (木)

建て方(4) 一日目

 とうとう待ちに待った建て方が1月30日に始まりました。上棟式も30日にできたのですが、Hファミリーのわがままで、一日建て方を見学したかったため、上棟式を2月4日に延ばしてもらい。一日建て方を棟上までじっくりと見学させていただきました。

 建て方当日は晴天に恵まれ、これ以上ない建て方日和でした。(この後、未曾有の天候不順に見舞われるとは・・・・・この時には想像もしませんでした(笑))事前に前の空き家になっている駐車場の借用をお願いし、当日は4台の駐車場所を確保しました。こうゆう事も大切で、分離発注では施主の仕事となります。

 朝7時半に現地に行くと、既にレッカー車が着ており、8時から中野建業さん8名が集合、建て方が始まりました。中野建業さんの建て方は、母の家のときとはだいぶ違っていました。何が違うかというと、あまり会話をしないでもどんどん家の組み立が進んでいくことです。母の家のときは常に、現場監督さんが材木一本一本が指示を出しながら組んでいったのですが、中野建業さんは阿吽の呼吸というのでしょうか、誰が指示するというわけでもなくどんどん組みあがっていくのです。これも、常に同じメンバーで建て方を年に何棟も行っているからできることだ思います。

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建て方開始です。まずは柱から

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金具の取り付けです。梁は表しなので、「かくれんぼ」という丸い金物を埋め込んで外からは見えないようにしています。

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2010年2月24日 (水)

建て方(3)シロアリ対策2

 Hファミリーでは田村さん仕様に加え、アリダンGAテープの上に、「土台ガードEX」というものをさらに挟んでもらいました。

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土台ガードEXです。これを田村さん仕様に付け加えてもらいました。

 シート部分がエチレンビニルアセテート(EVA)樹脂で、防蟻剤としてアリダンと同様シラフルオフェンが1%以下含まれています。EVAは農業用シートなどでよく使われますが、ウレタンやポリエチレン等よりも丈夫で切れにくい素材です。これは蟻返しとして使うもので、田村さんの使用でも「アリダンGAテープ」が蟻返しにもなっていますが、少しふにゃふにゃで頼りない感じがしたので、よりしっかりした「土台ガードEX」を採用しました。蟻返しの役割はシロアリを進入させないというよりも、シロアリが土台に到達するために一度この蟻返しを通らなければならず、その際蟻道を発見しやすくするためです。年に2,3度この「土台ガードEX」を点検することでシロアリ対策をしたいと考えています。

 Hファミリーの基礎は一体基礎で配管類も立ち上がりから導入しているため、シロアリが進入するとすれば外断熱材からしか考えられません。そこからの進入を点検できるようにする。そうゆう考えでシロアリ対策をしました。

参考1:
 防蟻剤に何を使っているかはとても大切ですが、どれを選択するかは素人にはなかなかわかりません。シラフルオフェンは、1984 年に日本(大日本除虫菊)で、1985 年にドイツ(ヘキスト、現バイエルクロップサイエンス社)でそれぞれ独自に開発されたケイ素原子を有するピレスロイド系殺虫剤です。分子式はC25H29FO2Siでかなり大きな分子量なので、揮発は問題ないと思います。
 この薬は昆虫の神経膜のナトリウムイオン透過性を変化させ、最終的に神経線維の興奮伝導を抑制することにより作用する農薬です。日本においては1995 年4 月26 日に初めて農薬登録されました。詳細は食品安全委員会農薬専門調査会の報告書があります。(「hy-hyouka-170127-clotianidin.pdf」をダウンロード )難しいですが参考になるかも????

参考2:
「さくらの家」のようにタームガードというようなシステムを導入することも良いかと思います。タームガードシステムとは、新築時に基礎外周にパイプを設置し、薬剤を5年サイクルで継続的にパイプ注入することで、低コスト・低負担でシロアリ被害から家屋を守る方法です。保険も付いているので安心といえます。

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2010年2月23日 (火)

建て方(2) シロアリ対策

 シロアリ対策はどこまで行ったらよいかは、施主の意向によるところが大きいと思います。田村さんにシロアリのことを聞くと、シロアリはどこにでも居て、いつ被害にあうかはわからないと言います。

 Hファミリーではシロアリは点検をすることにより防御しようと考えました。田村さんの家づくりはシロアリ対策はかなり慎重に行われています。Hファミリーではそこに点検しやすいように土台ガードEXを付加させてもらいました。下に土台の模式図があります。

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田村さんのシロアリ対策は(もしかすると解釈が間違っているかもしれませんが!)
1)防蟻断熱材の使用(スタイロフォームAT)
2)断熱材を土と触れないように、捨てコン部分から樹脂モルタルを塗る。特に基礎のしたの部分が少しL字になっているのは細かい配慮だと思います。
3)給排水などの各種配管を基礎の立ち上がり部分から床下に導入。、配管スリーブを地面から離すことによりシロアリ進入を防ぐ。(これは標準ではありません。)
4)断熱材と断熱材との接続面からのシロアリの進入を防ぐため、接続面をVカットしてそこに防蟻剤入りの接着剤を塗る。
5)基礎の天端に「アリダンGAンテープ」を張る。このシートは防蟻剤が含まれているためにシロアリが通り抜けることができません。「アリダンGAテープ」はゴムみたいなものに接着剤がついたものです。接着剤にはシラフルオフェン(農薬にも使われる薬剤ですが、それほど強いものではないようです。)といわれる防蟻剤が含まれており、これにより断熱材や隙間から這い上がってくるシロアリを防御しています。表面は芯墨が出せるように墨が打てます。また、アリダンテープを基礎の外側にはみ出させる事により、その部分を蟻返しとしても使っています。

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防蟻剤入り断熱材のつなぎ目にも防蟻剤入り接着剤を塗り込みます。

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防蟻剤入接着剤

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アリダンGAテープです。もし断熱材の中をシロアリが這い上がってきてもこれでシャットアウトです。

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2010年2月22日 (月)

建て方(1) 土台伏せ

 天気予報が雨だったため1月28日行なう土台伏せが29日に行なわれました。土台伏せからいよいよ大工さん登場です。

 前にもお話しましたように、土台とアンカーの位置は本当に微妙で、かなりチェックをしないと適切な位置にアンカーがこないことが多々あります。この点は田村さんはプレカット業者と良く打ち合わせて、基礎伏図を再度書き直して基礎アンカーの位置を決めるため、ほとんど問題がありませんでした。

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富岡プレカットさんと打ち合わせた基礎伏せ図

 土台伏せは基礎と寸分違わないように土台を組まなければならないので、非常に大変な作業です。しかし、そこは中野建業さん、手馴れたもので順調に1日で作業は終わりました。1箇所ほどアンカーの穴を開ける場所を間違ったミスも見当たりましたが、ご愛嬌ということで!

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Hファミリーの土台伏せはかなり面倒くさい仕様になっています。シロアリ対策として土台に2重、3重の対策があるからです。次回はそれについて詳しく説明したいと思います。

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