最後にカーテン(3)
開口部の大きな家ですので、カーテン選びに失敗すると、かなり落ち着かない部屋になってしまいます。カーテンの色と壁の色が同色または同系色になっていると、壁と連続して見えるので、部屋を広く見せることができます。ヨーロッパの住宅の窓は日本の住宅の窓と違い、幅が狭く縦長の窓です。一方日本の住宅の窓は木造の柱と柱の間が窓になる作りから発展した、幅が広く横長の窓です。同じカーテンをかけるとすると、この縦横のバランスと面積の違いから、大きくイメージが違ってしまいます。したがって、ヨーロッパのようなカラフルな色にすることは、Hファミリーの家ではやはり厳禁と言うことになります。
そのためロールスクリーンの色はやはり主張しない色としました。壁が白なので白っぽい色の選択もありましたが、汚れや落ち着いた雰囲気がでないので、木の色との統一を考えました。また、今後年月が経つと木の色が濃くなることを考えて、少し濃い目の色を選びました。プリーツスクリーンはもちろん白です。この白色かなり気に入っています。工事はカーテントレドさんがやってきてあっとゆう間に終わりました。
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