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年末年始と忙しく、ブログ更新がずいぶん途切れてしまいました。反省です。あともう少しで完成ですのでもう少しお付き合いください。
造園工事は外庭は完成しましたので、あとは中庭と浴室前の植栽です。
中庭はヒメシャラとしました。ヒメシャラはシャラノキの小型版といった感じで、シャラノキと比べて葉が細かく花も小さいです。また成長も遅いようで、中庭に植えるには最適と判断しました。あまり成長が速いとそれほど広くない中庭ですので大変なことになります。
ヒメシャラのほうがシャラより木肌がいくぶん赤いような感じがし、その肌色が美しく、和洋どちらでも調和して、雑木として美しい木のひとつです。
浴室前は椿を植えました。常緑なので目隠しになります。とても品良く植えられました。
前庭部分を芝にする予定でいたのですが、妻の反対で砕石にすることにしました。田熊さんには芝を手配した後で大変申し訳なかったのですが、急きょの変更としました。敷いているのはザバーンと呼ばれる防草シート。これで草はほとんど生えてきません。また透水性も優れており、この上に砕石を敷くことで、メインテナンスがあまりかからない庭誕生です。
芝は手入れが大変ですが、この方法だと見栄えも良く、今になって思えば芝じゃなくてよかったと感じています。Hファミリーの家の場合、迷ったら妻に従うというルールは間違っていないようです。
前面に敷かれたザバーンシート
砕石が敷かれました。なかなか良い雰囲気です。遠目から見れば枯山水?
里山の小道にも砕石が敷かれました。奥の丸っこい石は木曽石だそうです。夫が長野出身ということで田熊さんが気を使ってくれました。
もうワンショット!
あと4つの利休七選花は
1.ハクウンボク(白雲木)
白花を房状に群開させ下垂します。満開時には空に浮かぶ白雲のよう。
2.ムシカリ(虫狩) 別名「オオカメノキ」
山地に自生する風情ある樹木で、ガクアジサイに似た白い花房をつけます。花後になる赤い実は鮮やかです。。
3.マルバノキ(丸葉木)。別名「ベニマンサク」
大きな丸葉が秋に紅葉する姿は見事です。紅紫花には香りもあります。晩秋に、カエデの類とは違う気品のある美しい紅葉と、その影ひっそりと咲いている花にも捨てがたい味があります。
4.オオヤマレンゲ(大山蓮華)
純白大輪花が咲く雄大な樹。芳香を漂わせる花をうつむきがちに咲かせます。
です。
伝統の名花と呼ばれる花がわが家にあるというだけで身が引き締まります。庭の手入れはちゃんとやらねば・・・!
前庭には、利休七選花と呼ばれる木がいくつか植えられています。利休七選花とは、稀代の茶人・千利休が愛したという七種の花木のことだそうです。
まずは、ヤマボウシ(山法師)です。花の形が頭に白布をまとった比叡山の山法師に似るところにより、この名があるとされています。花の少ない初夏の候に、葉と共に満開する風情は印象的で、春のつぼみ、花、果実、紅葉と、それぞれの季節の茶花に用いられるようです。
次に、ナツツバキ(夏椿)です。椿に似た一重の白花を初夏に咲かせます。
そして、シロワビスケ(白侘助)です。光沢のある濃緑の葉、それに調和した白の一重の花をのぞかせる姿は、実に容しがたい気品をただよわせています。
この3つがHファミリーの家には植えられています。特に和風というわけではありませんが、里山的な庭には利休の侘び寂びの風情が似合うのかもしれません。
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